園長ブログ

模様替え 2

2015/04/22

いろいろな保育園を見学して、環境構成やその他のことを参考にすることができます。まるごとまねをすることもできます。もちろん真似をしても良いとおっしゃっていただいてからの話しですが・・・

見学に行かせていただいた園で、こんなお話を伺いました。その園では研修などで訪れた園の良いところは、全て真似るようにしていらっしゃるのだそうです。それは、研修に行った先の園で「どうぞ全部真似してください。私たちも他の園から学ばせていただいたので、それをどこかにお返ししないのは申し訳ないから、お好きなだけ真似してください。」とおっしゃっていたからだそうです。

それからは、他の園をしっかりと真似て、学びを深め、保育の質を高めていらっしゃるそうです。ですから、その園も他から見学者が来られたら、どうぞ真似をしてくださいというスタンスでいらっしゃいます。私たちが見学させていただいたときも、ありとあらゆる資料を見せてくださいました。

鞍馬のさくら 3

2015/04/20

ソメイヨシノが散り始めると、八重桜や枝垂れ桜が咲き始めます。ヤマザクラは早く咲き始めるときや、ソメイヨシノと同じ頃、もっと後まで咲いていることもあるように思います。木によって咲く時期が違うのかもしれません。

ずっと雨ばかり降っていた4月でしたが、中旬に久しぶりに青空を見る機会が訪れました。青空の青の美しいこと、太陽の眩しいこと、日差しの明るいこと、全てがキラキラと輝いているようで、気分も晴れ晴れします。どうも、曇りや雨ばかりでは、気分がめいってしまいます。

久しぶりの太陽に、今まで少し気が滅入っていた自分がいたことに気づかされました。ありがとうございます。

太陽、日の光ってありがたいですね。そう考えると、北極圏など、太陽がほとんど顔を出さない季節があるところは、ちょっと大変なように思います。慣れればそうでもないのかもしれませんが・・・

鞍馬のさくら 2

2015/04/19

4月のはじめ、鞍馬でもソメイヨシノが、美しく咲きました。市街地のさくらが散る頃に鞍馬では咲き始めます。ちょうどその頃、一旦気温が下がり花が長く楽しめることがあります。今年もしばらく気温が低いという予報が出ていたので、ソメイヨシノの美しい花がしばらく楽しめるなと楽しみにしていました。

ところが、今年はとても雨が多く、4月はほとんど雨か曇りです。気持ちよく晴れた日、青色が濃くなった空に、日の光を浴びて映えるさくらの花を目にすることはありませんでした。あまりにも雨が多く、激しく降ることもしばしばだったので、ソメイヨシノは思ったより早く散ってしまいました。とても残念です。

散った花びらが、さくらの木の下も桜色に染めて、遠くから見ると、木の上と下の両方に花が咲いているようにも見えます。また違う美しさを感じる事ができました。水たまりに浮かぶさくらの花びらも美しいものです。青空に映えるソメイヨシノにはほとんど会うことができませんでしたが、また違う美しさを感じる事ができました。

鞍馬のさくら 1

2015/04/18

4月のはじめになって、鞍馬でもようやくさくらが咲きました。それにしても、自然って不思議ですね。この美しさ、ステキですね。

2015/04/17

3月の末、園の近くの谷川のほとりにすみれとふきのとうが咲いていました。だれにも気づかれないようなところにひっそりと咲く姿はどこかけなげです。

少し離れたところにはアセビの花も咲いていました。アセビは馬酔木とも書きますが、それはアセビには毒があるため、馬が食べると酔ったようになるので、馬酔木というそうです。

鞍馬でも、ほかの植物は鹿に食べられてほとんどなくなってしまっていますが、馬酔木だけは食べられずに残っています。ですから、鹿に食べられてなくなった生け垣に、アセビを使うのが良いという考え方や、アセビだけの単一種にしてしまうのはあまり良くないのではないか。という考え方もあります。

多様性という意味では、様々な種類画あった方が良いのでしょうけれど、植えてもすぐに鹿に食べられてしまうのは、悲しい気がします。

月とさくら

2015/04/16

3月の末、鞍馬はまだまだ気温が低くて、さくらは咲いていません。用事があって、暗くなってから京都の市街地まで出かけました。町中のさくらは満開のです。どこかにさくらを見に行きたいなー!と思って、鴨川と高野川が合流するあたり、出町柳の河川沿いに行ってみました。ほぼ満開の桜並木は、ライトアップこそされてはいませんが、街灯に照らし出されて、ちょっと幻想的な姿で立っていました。きれいだなー!と思いながら、精一杯咲いているさくらの花を見上げると、空には月がかかっていました。雪はないので、雪月花とは行きませんが、なかなか風流です。写真を撮っても、うまく写らないだろうなー?と思いつつ、シャッターを切ってみました。

書のことば 2

2015/04/15

ついつい、自分が正しい!絶対こって方が良いのに!どうして自分の言うことをわかってくれないんだ!なんて考えてしまいがちです。

これって全く自分本位じゃないでしょうか?言い方を変えると、自分が何ができるかを考えず、全て相手のせいにしていないでしょうか?矢印の矢が相手に突き刺さっています。

自分が正しい!だからみんなそうした方がいいのだ。そう思っていても、自分の思うようになることなんてほとんどありません。

自分の思うことがなかなか成就しないと、何でなんだろう?どうしてだ?と不満ばかりがたまってきます。そうすると、足りないところばかりが見えてしまって、そうしたいけれどできない、欲しいけれど満たされない。と不満ばかりが膨らみます。まさに不幸です。この罠には陥りやすいので十分に気をつけていないとなりませんが、ついつい、心がそちらに引っ張られてしまいます。猛反省です。
頭でわかったつもりになっても、実践できなければわかったことにはなりません。

誰かのため!みんなのため!お役に立つことを考えていると、自分の、ああしたい!こうしたい!が少なくなる。つまり我欲が少なくなるのだと思います。そうすれば、満たされない感じも少なくなるし、誰かに喜んでもらえたら、うれしくなります。具体的な状況は変わらなとしても、自分の幸福感は全く違います。

幸福って何でしょう?どこにあるのでしょう?

書のことば 1

2015/04/14

正面玄関を入ったところに、川岸五明齊先生の作品のとても大きな花が活けられ、その後ろに、横長の額装の書が展示されていました。小筆鳳外先生の作品です。その書にはこうありました。「幸福は愛他精神から生まれる。不幸は自己本位から生まれる。」

誰かのために!みんなのために!を最優先に考えていると幸福感に満たされる。ところが、自分本位に考えていると不幸になる。

思わず、うーん!とうなってしまいました。わかっているはずなのに・・・

実践できているだろうか?

そう自分に問いかけると、自信を持って、YESとは答えられない自分がいるのに気づいてしまいました。

展示

2015/04/13

「心をみがく集い」で研鑽を積んでいらっしゃる皆さんの展示を拝見しました。華道をご指導いただいているのは、五明流 川岸 五明齊 先生、書道は墨心書芸 小筆 鳳外 先生、茶道は本庄 宗糸 先生、水墨画は謝 春林 先生です。生徒さんたちの作品もたくさんありました。みんなそれぞれにステキでした。

活け込み 3

2015/04/12

ドウダンツツジで大まかなポイントが押さえられたら、えんじ色のあざみと、黄色い小菊で色を添えてゆきます。どのくらいの長さでどのあたりに配置するか。これも迷いはじめるとキリがありません。何となく活けてみますが、どうも間の抜けた感じになってしまいました。

ところが、先生が少しだけ手を入れてくださると、全く見た目が変わってしまいます。一輪の花の位置がほんの1〜2センチ変わるだけで、全体の見え方ががらっと変わることがあるので驚きです。

花一輪一輪がそれぞれにそれぞれの役割を果たして全体として美しく見えるのですね。私たちひとりひとりも、どんなに小さくても、全体との関わりの中で生きているのでしょう。

先生に助けていただきながら、ようやく完成です。

完成しました

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