トマトは2種類植えてあって、1種類は煮込み料理に適したのと、もう1つは生で食べるのに適した種類です。
今、たくさん実をつけているのは煮込み料理に適していると言われている方です。でも、赤くなったらまずは生で食べてみようと思います。トマトは実が赤くなった時点で、種も成熟しているそうで、食べるときに種だけ取っておくことができるそうです。食べると同時に種も取れるなんて、嬉しいですね。もっと嬉しかったのは、茄子の花が咲いていたことです。花を見つけたときは、「茄子くん良かったなー!」と叫んでいました。うまく実をつけて種が取れるまで成長してくれることを祈るしかありません。
本当に祈るしかありません。だって、余計なことはせず、茄子の生きる力を信じて見守るのですから。となりの畑もどうなっているか見てみました。収穫を終えた苺が放ってあるので、伸び放題に伸びていますし。作物以外の草も生えてきました。でも、ジャングルのようになった畑とは生えている草の種類も違いますし、繁り方も違うようです。すぐとなりなのに何が違うのかと思ってしまいます。想像ですが、一番大きな違いは土のような気がします。
土を踏んだときに足に伝わってくる柔らかさが違うように思うのです。保育士が子どもたちと植えたスイカが一時は枯れてしまったかと思うようなピンチに見舞われていたのですが、元気を取り戻しています。まだ実をつけるまでにはなっていませんが、蔓を伸ばしてきています。同じように、一時はなくなってしまったかと思っていたニンジンも細い葉が何本か伸びていて、いのちの不思議と強さを感じさせられました。「スイカくんもニンジンくんも大きくなってね!」と応援したくなります。
その畑に柿の木が2本あるのですが、うっかり植え替えるのを忘れていて、大きくなりすぎました。昨冬に植え替える準備をして、張りすぎた根や枝を切っておいたのですが、今はとても元気に葉を茂らせています。その柿が美しい色の葉を落としていたので、思わず写真に撮ってしまいました。