子どもたちは消火器を持ち上げるとはできますが、ある程度の距離を運ぶとなると重いので、保育士に手伝ってもらって運んでいましたが、そこから先は慌てることなく消火器を操作して、
燃えていると仮定した火点に向けて水をかけていました。訓練用の消火器をなので、圧縮空気の力で水を噴出させるタイプものです。結構勢い良く水が出るのを楽しんでいました。実際の火災現場で子どもが消火器を操作して消火に当たる事はありませんが、体験することは大切だと思います。子どもは体験したことをよく覚えているので、いざという時慌てている大人を落ちつかせてくれるかもしれません。そんなことを言わなくても、やってみることが楽しい!でもいいですし、家に帰ってからそんな話題で話をしてくれると良いと思います。もちろん職員も訓練しました。こういう時こそ、
声を出すところは声を出すなど、真剣に取り組む必要があります。頭では理解しているつもりでもいざやってみるとできなかったりするので、できるだけ実際の火事と同じ条件で体験しておくことが大切です。その他、消火栓を使った放水訓練も行いました。お寺の自衛消防隊の方に「保育園に一番近い消火栓はどこでしょう?」と聞かれて一瞬考えてしまう人も•••
普段目にしていても、意識して見ていないと見えないのですね。ホースの伸ばし方やつなぎ方、筒先の構え方など教えてもらったあとは、実際に放水します。初めて経験する職員は緊張気味でしたが、頑張っていました。
子どもたちは見学ですが、先生の頑張る姿に「先生ガンバレー!」と声援を送っていました。
最後に消防署の方のおはなしを聞いて、ライターで遊ばない。花火は大人と一緒に。など火事を起こさないための約束していました。