園長ブログ

学童保育 4

2012/08/10

みんなの居場所を目指してオープンしたお寺の施設を使って、夏休みの小学生を対象に今まで保育園で行っていた学童保育を少し充実させてスタートしました。毎日10名から20名の子どもたちがやってきては、思い思いの時間を過ごしています。

子どもたちが、その日1日どうして過ごすのか自分で決めて活動しているのは、一見するとバラバラに好き勝手なことをしているかのように見えます。しかし、子どもたちは興味関心に合わせて誰と何をするのか、もしくは一人で何かをするのか自分で考え、友達と相談して決めています。ですから興味関心に従った仲間ができています。今のところ、学校が違うので、ここで始めて顔を合わす子どもたち同士が少し打ち解けられていないところもありますが、徐々に仲良くなって行くと思います。

「誰かのやってみたいことをみんなで実現する」ことに取り組めればと思い、子どもたちにどんなことをやってみたいかを発表してもらうと、いろいろなものが出てきました。学童保育に利用しているのは大きな建物の一部なので、その建物を探検したい・じゃんけん大会・いす取りゲーム・散歩や、夏休みの宿題を終わらせたいという現実的なものから、みんなで、飛行機を作って飛ばしたい・クッキングをしたい・割れないシャボン玉を作りたい・ツリーハウスか木の家を作りたいというものまで、いろいろな希望が出てきました。ほかにもたくさんの希望がありますが、簡単にできるものから実現してゆこうと思います。

上にあげたのは子どもたちの希望ですが、スタッフの「やってみたい」も少し紹介すると、電車に乗って遠出・鞍馬山を越えて貴船に行く・散歩に行って見つけたものを調べて発表・飯ごう炊さん・映画鑑賞から、みんなで一冊のノートに物語を作ってゆく・古文書を読むといったすこし根気のいりそうなものまで、スタッフの「こんなことやってみたい」もたくさんありそうです。

みんなで、力を合わせて形にしてゆけると良いですね。なんだかわくわくしてきました。

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