急に空気がさわやかになり涼しくなってきました。8月8日京都の最高気温は32.6度でした。鞍馬でも気温は30度くらいあり、日向に出ると太陽の光がじりじりと暑いのですが、日陰に入るとスッと汗がひいてとても涼しく感じました。どうしてこんなに過ごしやすいのだろうと、思って湿度計を見てみたら、湿度が高いときで70パーセントくらい、低いときでは50パーセントでした。ついこの間は湿度が80パーセントを越えていることが多く、そんな日は蒸し蒸しと暑く感じました。気温は同じくらいでも、湿度の差がこんなに体感温度に影響するのだと改めて思いました。
今朝の明け方は寒いと思って目が覚め、窓を全て閉めました。秋が近づいて来ています。
活動拠点を得て新たに動き出した学童保育、毎日いろいろな子がやってきています。
前にも紹介したように、お寺が用意してくださった地域のコミュニティースペース「めぐみ精舎」の活動の一部として鞍馬山保育園の学童保育が動き始めるまでは、スタッフが随分話し合いをしました。「めぐみ精舎」の役割、その中での学童保育の位置づけなど、スタッフが共通理解をするにも時間がかかりました。時間はかかっても理念についてはしっかりと共通理解をしなくてはなりません。
そうして、みんなの理解がある程度同じになって来たところで、スタッフひとり一人が学童保育でやってみたいこと、子どもの頃にやってみたかったこと、やってみて楽しかったことを話し合いました。
そんな話しをしてゆく中で、「誰かのやってみたいことをみんなで実現する」ことに挑戦するとおもしろい。という意見が出て、「それ、いいね!」とみんな賛成しました。子どもひとり一人の「こんなことやってみたい」はもちろん、スタッフの「こんなことやってみたい」をみんなで相談し力を合わせて実現するのです。どんなやってみたいことが出てくるのかわかりませんが、実現に向けてみんなで相談して力を合わせて形にしてゆくって楽しそうじゃないですか。
今は、毎日来るメンバーが固定しているわけではなく、子どもたち同士も少し緊張気味なので、意見や思いがたくさん出てくるといところまではいっていないのですが、まずは、自分の意見を述べるうれしさ、誰かの話を聴く楽しさ、みんなで話し合うよろこびを感じられるような取り組みを行ってゆきたいと考えています。