7月になりました。今年も半分過ぎてしまいました。早いですね。今年取り組もうと目標にしていたことの半分くらいはできたのでしょうか?そう考えると、結構不安になります。できたことはできたことで、できなかったことはこれから一生懸命取り組むようにしましょうか。
6月の30日には、各地の神社で夏越の祓という行事が行われます。茅の輪をくぐったり、人形に息を吐きかけたり、からだをなでたりして罪穢れを移したりして、半年間の穢れを祓うというものです。
日々の生活の中で、あまりよくないことをやめようとしているけどやめられなかったり、ついつい様々な穢れにまみれてしまいます。精神的な部分だけではありません。なによりも病気をせず、元気に過ごせることが大切です。1年の折り返し地点でもう一度自分自身をふり返って、ていねいに生きることが大切なのでしょう。
園の近くに由岐神社という神社があり、茅の輪がしつらえられていました。残念ながら当日はお参りできませんでしたが、6月30日に参拝して、茅の輪をくぐり、罪汚れを祓ってもらうと茅をお守りとして授けてくださいます。
この日には「水無月」というお菓子をいただきます。三角形をした外郎生地のうえに小豆がのったお菓子で、小豆には魔除けの意味があり、三角形の外郎は氷を表しているそうです。氷室から取り出した氷が宮中に献上され暑気払いに食されたのをお菓子に表したそうです。
罪穢れを祓い、水無月を食べて暑気払い。でも水無月の食べ過ぎには注意しなくてはなりませんね。