5月14日から18日までの5日間、お寺に職場体験の中学生が来ていました。冬に来ていたのは洛北中学校の2年生で、年明けにも来る予定です。今回初めて洛北中学校以外から来てくれたのは、旭丘中学校の2年生5名でした。体験メニューは、午前中に瞑想と写経、昼食をはさんで、掃除や自然観察、茶道体験などを行います。今回も私は午前中の瞑想と写経を担当したので、今週はほとんど園にいることができませんでした。
中学生も、じっと坐っているのは大変だったようですが、今回、来てくれた子どもたちは、写経するのがとても早くて驚きました。早い子は45分くらいで書写し終わっています。
冬と違って、とてもさわやかな季節だったので、もう少し屋外での活動を多くしてあげれば良かったかもしれません。いつもは冬の一番寒いときに来るので、屋外の活動は少なめなのですが、今回は少しメニューを見直して、屋外の活動を増やすことを考えるべきでした。それと、子どもたちが2年生になりたてなのです。年度の初めと終わりでは、子どもたちの気分もかなり違うのではないかと思います。
私自身も、仕事がたくさんたまっていて、正直なところかなりきつい状態です。そんなこともあって昨日の朝は少し重い気分だったのですが、体験日課の朝のお参りを行うべく、集まってきた中学生たちの顔を見たら、なぜかとてもうれしくなり、自然に笑顔になることができました。彼らから元気をもらえたということですね。