男性保育士のひとりが木工が得意で、いろいろなものを作ったり、修理してくれています。昨年度は壊れてしまった本棚を修理したい。物品が効率よく片付くように棚を使いやすく改良したい。子どもの靴箱のまえのスノコを作り直したい。など、いろいろと作ったり修理をしたいと思ってくれていたところがたくさんあったようですが、なかなか時間がなくて実際に形になった物は少なかったようです。
今年度は彼の希望もあり、フリーになって今は専ら用務員の仕事をしてくれています。ですから、昨年度から懸案になっていたことが、半月ほどの間にずいぶん形になりました。本人も、「最初から張り切りすぎて大丈夫かな。」と言っているくらいです。私も、直したり、作ったりしたいけど、時間がなくてできず、気になっていたことが形になってゆくので、うれしいです。
先日、畑の裏山の木が倒れて、危ない状態になっているのを見つけてくれました。今日はそれをお寺の職員さんにも手伝ってもらい、チェーンソーで切って危なくないようにしました。そして、「砂場の砂が減ってきていたので、補充したい。」「園庭で拾った石を集めていた場所がいっぱいになったので、石を別の場所に移動したい。」と思っていたのを相談すると、今日は午後からなら空いているとのことだったので、急遽一連の作業を進めることにしました。私は事務仕事がたくさんたまっているのですが、今日はお天気も良く、外での作業が気持ちよさそうだったので、一緒に作業をしました。
用務員さんは、作りたい物があったようで、お寺にトラックを借りにいったときに、材木置き場から材料をもらって園に運んでいました。園から少し離れた運動場に置いてあった予備の砂をトラックに積み込み、砂場に入れてから、園庭から出てきた石や砂利を積んで、運ぶという作業を行いました。青空の下で、軽く汗ばみながら作業するのは気持ちが良いものです。考えてみれば、こんなことをするのは久しぶりです。秋に保護者の皆さんと砂場を作って以来です。夕食の後、なぜか疲れたと思ったら、久しぶりに身体を動かしたせいかもしれません。3年ほど前に古い砂場を、解体して埋め戻したり、古い遊具を撤去したときはへとへとになりました。今日の作業はほんの軽い作業だったのですが、疲れました。体力が落ちていることを実感させられました。
この先少なくとも1年間はいろいろなことを企んでいるので、保護者の皆様、どうか楽しみにしていてください。お手伝いをお願いすることもありますので、その節には、積極的なご参加よろしくおねがいします。一緒に楽しみましょう。