トンネル水槽では頭の上を泳いで行く魚に感激していましたし、琵琶湖大ナマズの水槽では大きなナマズが泳いでいるのが見られました。
ビワマスが回遊するように泳ぐ姿が見られる水槽では、係の方が水槽の内側を掃除していらっしゃるのが気になって、魚よりも水槽掃除の様子ばかり見ていました。
巣を作る「トウヨシノボリ」や音を出す「ギギ」などおもしろい習性の魚もいて、よく見るとおもしろい姿をしているので、子どもたちは結構集中してい見ていました。
ナマズの産卵を説明する展示水槽にナマズがいたのですが、たまたまガラスの近くを泳いでいたナマズを見ていた女の子が、くすぐるような手振りをすると、ガラスの向こうのナマズが身体をくねらせ、まるでくすぐったがっているような動きをするのが不思議でした。女の子はその動きがおもしろいので何度もやってみます。ナマズも何度もガラス近くを泳ぎながらくすぐったそうに身体をくねらせています。一度だけなら偶然だと思うのですが、何度もそんなことをしていたので、子どもと一緒に遊んでいるかのように見えて、不思議な感じがしました。 他の水槽では、隠れていたオオサンショウウオを見つけてうわー大きい!目がかわいい!足の指は何本あるかな?などと興味を持っていました。古代魚コーナーのチョウザメの大きさに驚いた後は、体験コーナーで魚を優しく触ったり、ザリガニをつかむことができます。ザリガニは園で飼っているので、みんな平気かと思っていましたが、結構緊張しながらつかんでいました。楽しく魚を見ていたら、あっという間にお昼になって、おべんとうです。
この日はお天気も良く、暖かい日だったので、駐車場近くの芝生広場で食べることにしました。琵琶湖の対岸には雪を頂いた比良山系が美しく、穏やかな青空がひろがり、なんだかとってもゆったりとした気分になりました。