4日の午後3時頃から雪が降り出して2時間ほどの間に5センチほど積もり、そのまま朝まで降ったりやんだりを繰り返し10センチほどの積雪になりました。5日は新年初めての保育だったのですが、自動車で送迎されている保護者の方は大変です。もちろん冬用タイヤを装着されてはいるのでしょうが、雪道に慣れていらっしゃらない方にとって少し轍ができている雪道を走るのは大変だと思います。
お休みの子も多かったのですが、半数以上の子どもたちが元気な顔を見せてくれ、登園している園児全員が集まってお参りをしました。みんなとても落ち着いて、真剣に参加していました。あまりにも静かだったので、0・1歳児はいないのかと思ったくらいです。また、3歳児の子どもたちの「お参りしよう!」という気持ちがいつになく感じられました。自分より小さな子が一緒なので、「お手本にならないと!」という意識が働いたのかもしれません。久しぶりに会った子どもたちはみんな一回り大きくなったように感じました。年末年始の1週間会わなかっただけなのに不思議な感じです。
お参りの後、みんなで挨拶を交わしたときに、子どもたちに「今年は、お友達のステキなところをいっぱい見つけるようにしてみない?」と提案してみました。なぜなら今年はもっと「みんなが認め合える関係」になってゆくことに力を入れたいと思っているからです。
子ども、保護者、職員お互いの関係の中で、それぞれが認め合うことが大切ですが、なかでも今年は「子どもどうし」「職員どうし」の結びつきを深めることに重点をおいて取り組めたらと思っています。子どもどうしは一緒に過ごしているだけで自然に関係が深まります。その関係に「お互いの良いところを認め合う」要素が増えると良いと思うのです。そのためにも周りにいる大人が「お互いの良いところを認め合う」関係の見本になりたいのです。
ですから職員間では、みんなの向いている方向がもっと収束できるように、お互いに想いを伝え合い、認め合い、考え合える、言い換えれば、気兼ねなく意見が交わし合える関係性を深めてゆきたいと思います。「一番大切にすべきこと」をしっかりと共有することさえできれば、いろいろなことがもっともっと楽しくわくわくできることに変わるのですから、想像するだけでそれこそ楽しく、わくわくしてしまいます。