園長ブログ

雪かき

2011/12/27

真冬の空気がやってきて、急に寒くなりました。天気予報が大雪への警戒を呼びかけています。鞍馬の昨日までの積雪量はそれほどでもありませんでしたが、今日は朝から雪が降り続いています。気温は低く、朝方で氷点下3度くらい、日中でもほぼ氷点下のままです。

雪が降ると、雪かきが待っています。昨晩のうちに少し降ったようで、今朝はうっすらと積もっていました。雪かきも、積雪量によって道具を使い分けます。うっすらと積もったときは、竹箒で掃くのが楽に早くできます。3センチから5センチ以上になるとホームセンターなどで手に入る雪かき専用ツールが便利です。ただし、これらはふんわりと積もった雪用です。踏み固められたり、一度とけたて固まったりした雪には、本格的なスコップや、つるはしが必要になってきます。昨冬にはつるはしやスコップで氷を割りながらの雪かきを何度もしました。

気温は低いので、とても寒いのですが、雪かきをして身体を動かすとすぐにあたたかくなってくるので、調節しやすい服装が必要です。ただし、指先はいつも冷たいので動かしにくくならない程度に手袋を重ねています。

今朝はうっすらと積もっていただけだったので、箒で掃いて比較的楽に済ませたのですが、その後にまた降ったので、7時過ぎには雪かきする前よりもたくさん積もっていました。一番がっかりするのは、汗だくになって雪かきをして、一定の範囲を仕上げたと思ってふり返ったら、後から降った雪がたくさん積もって、雪かきをする前と変わらなくなっているときです。

どけてもどけても、あとからあとから積もってくる。まるで、払っても払っても心に積もる塵のようです。心の塵を払うつもりで雪をどけるようにといわれますし、良い運動にもなり良い汗をかくことができ、たまには気持ちよいものですが、毎日となるとつらいときもあります。しかし、鞍馬に降る雪くらいで大変だと言っていたら、豪雪地の方に叱られますね。

ここから車で30分くらい北に行ったところはもっと雪が多くて大変です。そこから通勤している職員が、昨日家に帰ったら駐車場が雪に埋もれて車を入れることができなかったので、除雪機を使って除雪したといっていました。各家庭にエンジンの力で除雪する除雪機があるほど雪が降るのです。

雪かきなど、大変なこともありますが、冬は寒くて雪が降り、梅雨には雨が降り、夏は暑い、毎年順調に季節が巡ってくることが大切なことなのだと思います。

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