こーちゃんとあそぼう当日は全園児があつまって、こーちゃん(浦中さんのことをこう呼びます)と一緒に歌をうたったり、身体を動かしたりして遊びました。2歳児3歳児が動物園に遠足に行く前後によく歌った「どうぶつえん」がこーちゃんの作詞作曲だと子どもたちに伝えると、いつもより喜んで歌っていました。歌って踊って楽しんで、みんなすっかりこーちゃんと仲良くなりました。
楽しい時間はすぐに過ぎて、あっという間に予定の時間。「えー!もっと遊びたい」の声もありましたが、一旦終了して3歳児以下はそれぞれ園庭などに遊びに行き、4歳児5歳児が残って次の遊びへ移ります。
新聞紙を1人1束ずつ持ち、大きく広げた新聞紙に自分のクレパスを使って好きな色で好きなように線を描きます。そのときに「自分が失敗したと思ったら、次の新聞紙使って良いからね。」のことばがけで、子どもたちは失敗を恐れなくていいんだと安心できます。
こーちゃんから、「好きな色で好きなように線を描いてみて」といわれて、すぐに描き出す子、きょろきょろと周りを見回してばかりで手が動かない子、少し描いたら紙を取り替えている子、一枚の紙にじっくりと描いている子、いろいろなアイデアが浮かんで試している子、線を描くよりも新聞の記事(写真)に興味が行ってしまう子。本当に様々です。
「できるだけいろいろな色を使ってね」のこーちゃんのことばに、色を違えて一本の線を描いている子もいましたし、クレパスを横に使うと太い線が描けるというヒントをもらうと早速それに挑戦している子もいました。
ある、年長の女の子は最初から最後まで1枚の紙、端から端までいっぱいに、いろいろな色を使って丁寧にしっかりと縦にも横にも線を描いていました。
あっという間に時間がきて、最後に子どもたちが今日描いた中から自分の一番好きな作品を選んで、気に入っているところ、苦労したところなどを発表し、1人終わる度にみんなで拍手をしていました。
今回は、子どもたちが「描くって楽しい!」と感じるきっかけとなればという目的で、このような形のワークショップを開催しました。子どもたちはどう感じたでしょう。
最後に年長児が、お礼に運動会でおどった「まつりだわっしょい」を披露し、こーちゃんにまた来てね!とお願いして終わりました。