5月5日の端午の節句を前に、圓では端午の節句のお祝いをしました。
午前中は、園庭に折り紙でこいのぼりを作る。新聞紙で兜をつくる。魚釣り、ボウリングと様々なあそびのゾーンが登場し、みんな思い思いに好きなゾーンに行って遊びます。自分で選んだ遊びにはみんなとても集中して取り組んでいました。
そんな、楽しい時間の後には、楽しい昼食が待っています。
以前も紹介しましたが、端午の節句や、七夕、七五三、ひなまつりなどには、子どもたちが銘々にお膳を使っておひるごはんをいただきます。この日も調理担当の先生たちはずいぶん朝早くから出勤して、準備をしていました。ずいぶん早く出勤したんですね。と声を掛けると、今日は品数が多いので時間がかかるかもしれない、だから、慌ててバタバタしながらつくるのはいやなので、早く出勤したと答えてくれました。落ち着いた気持ちで丁寧に作らないと、それが味に出てしまうのだそうです。だから余裕を持って調理できるように、早く出勤したのだと教えてくれました。
確かにそうだと思います。特に食べるものには作った人の気持ちが表れるかもしれません。この日のメニューは、
・筍ごはん ・春巻き ・春野菜の炊き合わせ ・和風サラダ ・花麩のおつゆ
でしたが、筍ごはんと野菜の炊き合わせ、そして花麩のおつゆの出汁は全て別にとったそうです。鰹の種類はもちろん、昆布の量も変えたと言っていました。
何事も気持ちを整えて取り組む事って大切ですね。