家ではFMラジオを聞いていることが多いのですが、主に聞いているのは、京都のFM局と大阪のFM局です。朝は京都の局を聞いていることが多いです。
朝の番組の中に、英語のコーナーがあります。とてもおもしろくて、時間が合えば聞いているのですが、なかなか聞けないのが残念です。
先日、私たち日本人がよく使う「自然」ということばを、どう英語で表すのかを伝えてくださっていました。「自然」というと “nature” という単語が浮かんできますが、自然を愛でるといった使い方の時には “nature” は少しニュアンスが異なるそうです。日本人の「自然」という言葉の使い方は、日本人は、自然を、時には牙をむくけれども、めぐみをもたらしてくれる存在という面を大切にとらえている。けれども、西洋では、自然は人間に災害をもたらすので、征服すべき存在ととらえてきた歴史、自然観の違いがあるからだ。というような意味のことをパーソナリティが仰っていました。
背景にある文化の違いが言葉に表れてくる。当然のことですが、普段日本語を使うだけでは、そこまで考えないと思いますが、文化的背景が異なる英語と比べることで、より日本語の文化的背景を意識することができるのだと思いました。