お世話になっている社長様の会社の創立100周年記念式典に参加させていただきました。社長様は、創業当初は、家族経営で家も仕事場も一緒だったし、家にいる者はみんな仕事を手伝ってきた。だから会社の基礎は家族経営。だから式典の出席者の半分は親族です。とも仰っていました。
先々代の社長様が創業された当初は、家族総出でお仕事をされていたのでしょう。住み込みで働いていらっしゃる社員の皆様も多かったと聞きました。そうして、みんなが助け合って仕事をしてこられたのだろうと思います。そこにも、「人を大事に」されてきた伝統をうかがい知ることができました。
人を大事にするということは、人と人とのつながりを大事にするということだと思います。つながりには、時間的なつながり、つまり過去から現在へと続いてきた世代間のつながりがあります。同時に、家族、友人、社員、同僚、取引先、などなど横のつながりがあります。縦のつながりと横のつながりが互いにクロスして、網の目のようにみんながつながっています。そのつながりの一つ一つを丁寧に大切にしてゆくことこそが必要なのだと思います。どれだけ相手のことを想う事ができるのか?ということでしょうか。