どうしようもないことを泣きわめきながらも経験するときに、側に寄り添っていてくれる大人の存在、安全基地としての大人の存在が、子どもにとって重要になってくるのです。
0・1・2歳児の子どもたちには、そんな体験をして欲しい!私たちの願いと、金子しゅうめいさんの思いが一致したので、0・1・2歳児だけを対象に、獅子舞を経験するという試みをしてみました。
金子しゅうめいさんの言葉を借りれば、「みんなでお散歩している途中に、たまたま獅子舞に出会った感覚でいてほしい」ということです。ごくごく日常の一場面として、獅子舞を感じ、恐怖にパニックになりながらも、安全基地としての保育士の先生がいてくれる。でもその先生が、自分の頭を獅子に噛ませる。「なんじゃこりゃー?!」の経験をして欲しiいな!と思ったのでした。
何を意図して、どんな経験をするか、いろいろと考えてゆきたいと思います。