今年も、徘徊模擬訓練が行われました。昨年までは、市原、静原、鞍馬の3学区の関係者が市原に集まり、2コースに分かれて、歩き回る徘徊者役の人に声を掛けるという訓練を行っていました。声かけの難しさや、徘徊に対する一般の方の反応など気づいたり学ぶことは多かったのですが、今年は、より多くの人に声かけの体験をしていただこうという趣旨から、3学区に分かれて行う事になったそうです。
11月15日 日曜日という日程は、参拝や観光、ハイキング、もみじ狩りなどなどの目的で鞍馬を訪れる方が1年の内でも多い日にあたるので、どうなることかと心配していましたが、私の心配は杞憂に終わって良かったです。
当日鞍馬駅前は認知症サポートのイメージカラーであるオレンジ色に染まりました。オレンジ色の布をそこかしこに掲げることで、場の雰囲気を作る効果を狙って、左京北地域包括支援センターの皆様が考えてくださいました。おなじイメージカラーのオレンジの布を、各お店のご協力を得て、店頭に掲げていただくということも行われました。お店の皆様もお客様の対応で大変お忙しいにもかかわらず、協力してくださいました。
困っている人をみんなで連携して、気にかける、守る、助けることができると良いと思います。