9月のはじめ、京都市の指導監査を受けました。保育園を運営する上で必要な基準は満たされているか、安全や衛生管理が基準通りにできているか、財務は適切に処理されているかなど、様々な項目について、書類や聞き取りを通じて調べ、適切ではないところ、不十分なところが改善できるよう、指導してくださいます。
監査というと、いろいろ指摘されるというイメージがありそうですが、こんなやり方でやるとわかりやすく効率的にできますよ。など、いろいろなことを教えていただくことができます。今回も労務管理や、保育の書類、財務処理、衛生管理、給食の提供に関することなど、多方面にわたっていろいろと教えてくださいました。
知らなかったり、気づいていなかったところを教えてくださるので、とても助かります。特に労務管理に関することなどは、法律が変わることが多いのですが、変更を知らずにいることがあります。そんなところがあると変更点やその対応方法も教えてくださいます。また、監査担当の皆様も、それぞれ財務専門の方、保育士、管理栄養士、社労士など資格を持った方々がいてくださるので心強いです。
保育室や保育の改善点については、主任保育士の先生が聞いて改善策を相談してくれていますし、調理に関することは調理師と栄養士の先生が、その他のことは園長が対応しました。それぞれに、いろいろなことを教えてもらって、すぐに改善できるところは改善します。調理の先生たちは、指摘のあった栄養計算の書類をすぐに訂正して、翌日には再提出してくれました。
監査を通じていろいろなことを教えていただくことが、子どもたちのより良い育ちにつながる。保育園内のいろいろな担当者はもちろん、行政の方々も応援してくださる。みんなが、それぞれの立場で、保育園に関わる。それは、「子どもたちひとりひとりの発達をしっかりと保証するため!」なのです。
「これは何のためか?」常に忘れないようにしていたいと思います。