式典の最後に、鞍馬小学校の児童たちが、舞台の上で寸劇を披露してくれました。タイトルは「60年後の二ノ瀬トンネル」60年後、鞍馬小学校の子どもたちが、地域のことを調べる学習で、二ノ瀬トンネルが開通したときのことを地域の人に質問しに行っているという設定でした。
当時5年生だった女の子は、もうおばあさんです。そのおばあさんに子どもたちがいろいろ質問すると、おばあさんは当時をふり返って答えてゆきます。そのストーリーの構成と言い、表現と言い、短い中にいろんな要素がちりばめてあって、とても楽しく、見せていただきました。
何よりもおばあさん役の子が、とても長い台詞をスラスラと、しかも情感たっぷりに言っていたのがとても印象的でした。他の子たちも台詞は少なかったものの自信たっぷり、堂々と役を演じ、トンネルの中が暖かい空気でいっぱいになりました。