卒園証書をひとりひとりに渡してから、卒園児たちにおめでとうを言っていたら、子どもたちひとりひとりと過ごした時間が、思い出されました。私が子どもたちと関わる時間はとても短いのですが、つい先日、園庭でやきいもを焼いて食べたことや、滋賀県まで大根の収穫に行った日のことが思い出されました。
いつも、子どもたちはすばらし姿を見せてくれます。きっと大丈夫!と信じて、見守って待っていると、子どもは、とってもステキな姿を見せてくれます。でも、こちらのこころに余裕がないと、つい自分の思うとおりに子どもを動かそうとしてしまいます。だからこそ、自分の心にいつも余裕を持っていたいものですし、いつもそういられるるように、自分の心を見つめていたいものです。
そんなことを考えると、この子たちが園にいる間、この子たちの最善の利益をどれだけ保証できたのだろうか?という思いが、湧き上がってきます。もちろん、完璧に全てを満たすことができたわけではないと思いますが、努力はしてきたつもりです。
子どもたちは、どう感じて卒園してゆくのでしょうか?