モリアオガエルのたまごを園に連れて帰ったこどもたちは、園にもどると早速園庭のフェンスにたまごのついた枝をくくりつけ、その下に水を張ったたらいを置いていました。
園庭のどのあたりに置くのかも、先生にアドバイスをもらいながら子どもたちが話し合っていました。あまり日当たりの良いところに置くとたまごが乾きすぎたり、暑くなったりしないかなど、子どもなりにいろいろと考えていたようです。そして、日の当たらない木陰に置くことに決めたようです。
たまごが乾きすぎたらどうしようと心配した子どもたちは、毎日霧吹きで湿らせることにしたようです。もちろん自然環境の中では何日も雨が降らないこともあるので、必ずしも湿り気を与える必要はないのでしょうけれども、霧吹きでの水分補給には子どもたちの興味が持続するようにとの先生の想いもあったのかもしれません。
子どもたちはとっても興味を持って、資料を調べたり毎日たまごの様子を見ていました。毎朝登園したときに見て、帰る時にも見ている子もいたようです。