モリアオガエルも産卵には、大変なエネルギーを使うと思うのですが、どうして水のないところにたまごを産み付けてしまったのでしょう?カエルにはカエルの考えがあるのでしょうか?
そういえば、別の日の雨の夜に、池の近くを通ったら、モリアオガエルが産卵していました。前にもモリアオガエルの産卵の様子は紹介しましたが、一匹の雌と何匹かの雄が協力して産卵します。
モリアオガエルは産卵のときに粘液を分泌し、この粘液を集まったオスとメスが足でかき回すことによって、受精卵を含んだ白い泡の塊を作ります。直径15cmほどの泡の塊の中には薄い黄色の卵が300-800個ほどのたまごが産みつけられるそうです。受精卵と書きましたが、正確にはたまごは、泡の中で受精するようです。
受精卵を包んだ泡は産卵後に表面が乾いて皮膜のようになり、中のたまごを守ります。