静かな山の中、みんなで目を閉じて耳を澄ませると、どんな音が聞こえてくるのか。子どもたちが五感のうちの聴覚を意識して使ってみると良いと思い
私も同じようにやってみました。まず聞こえてきたのが、鳥たちのさえずりです。鳥の声に意識を集中すると、2〜3種類のさえずりが聞こえてきます。何という名前の鳥なのか私にはよくわかりませんが、鳥たちは何を話しているのかな?などと思いながらしばらく聞いていました。しばらくすると今度は違う音が気になりました。遠くの空を飛行機が飛んでいる音です。ゴーという音ですが、遠いので大きな音ではありません。山の中だから人工的な音が少ないだろうと思っていましたが、空から飛行機の音が聞こえてきました。そうしているうちに、木々の枝が風にゆれる音がしていることに気づきました。さやさやと葉っぱたちがゆれて、強く弱くリズミカルにまるで音楽を奏でているようです。目を閉じて風を見ているような感覚になりました。
2〜3分の短い時間ですが、聞くことに集中すると、いろいろな音に気付く事ができました。そして、目を閉じていることにより、音から様々なイメージが浮かんでくることにも改めて気づくことができて、おもしろいものです。
いろいろな音を聞いて、子どもたちのこころには、何が浮かんできたのでしょう。