ハンバーガーやさんでハンバーガーをどんなふうに出すと良いのかという話し合いの中でいろいろな意見が出ました。
子どもたちが、3種類用意するハンバーガーから、どの種類を食べるのかを選べるようにするにはどうすれば良いか。
食べたい子、食べようと思う子は用意する3種類とも食べることができるようにしたい。
そうするには、普通の大きさのパンでは、3つ食べる事は無理なので、少し小さめのパンは手に入らないものか。
それなら、パン屋さんにお願いしてかなり小さめ、軽めのパンを焼いてもらうように頼んでみてはどうか。
そんな風に意見がまとまると、担当の先生は早速パン屋さんに相談して、いつも注文しているパンより小さく、ふわっと軽くやわらかいタイプのパンを作ってもらえないか、相談にいったようです。
いつも子どもたちが食べているパンは、全粒粉と、できる限り自然の材料だけを使い、塩も控えめに作っていただいているので、少し堅めで重い、しっかりとした感じのパンです。しかしそれをハンバーガーに使うと、いくら一つを小さくしても3つは食べられないかもしれないので、パンはいつもとは違ってふわっとやわらかく軽いものにしていただけることになりました。
パン屋さんにとっては、店頭に並べる商品とは異なるパンを作らなければならないので、負担がかかる思うのですが、調理担当の先生の想いが通じたのでしょう、時間を割いて相談に乗ってくださり、快く引き受けてくださったそうです。
こうして、まわりの人に支えていただいているお陰で、いろいろなことができるのだと思うと、とてもありがたいことです。