園長ブログ

生き物たち

2014/06/08

      ムシカリの花

自然の姿は、いつの間にか夏へと移り変わってきています。木々の葉は青々と茂り、雨にしっとりと美しく輝いています。1月ほど前には美しく咲いていたムシカリの花も見えなくなりました。園庭の木々も葉を茂らせて木陰を作ってくれています。

園庭に植えかえた柿の木も1年4カ月ほどが過ぎましたが、どうやら根付いたようです。2本植えたうちの1本は他の木の木陰に、もう1本は日当たりの良い場所に植えました。木陰に植えた方は葉っぱが大きく繁っているのに対して、日向に植えた方はあまり葉が大きくなっていないので日向の方は乾燥しすぎているのかもしれません。

リスがかくれているのがわかりますか?


同じように植えた木でも、環境によって全く違った姿になる。環境が成長に与える影響の大きさが感じられます。子どもたちには、良い環境を用意してあげたいものです。

山にはオオルリやアカショウビンといった鳥たちの声が美しく響いています。少し前にはツツドリも鳴いていました。冬には越冬していたヒナコウモリ達もずいぶん前に旅だっていったようです。

5月の終わり頃、朝早い時間にお寺に行ったら、なにやらちょこまか動いている小さな生き物がいます。

      一目散

よくみるとリスがお堂の回廊と近くの金木犀を行ったり来たり、とってもかわいらしい姿を見せてくれました。

夜、山道を歩いていると、すぐ近くの木の幹で何かが動きました。ライトで照らしてみると、大きなムササビです。長いしっぽまで含めると1メートル近くありそうです。突然ライトで照らされて、眩しかったのでしょう、枝の途中にうずくまってしまったので、写真を撮ってみようと思いましたが、ライトで照らしながらスマホを構えて撮るのは難しかったです。

いろいろな生き物がつながり合いながら生きているんですね。

     ムササビ

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