毎年5月に子どもたちはいちご狩りとさつまいもの苗を植えることを兼ねて、滋賀県の守山市にある畑に行っています。前にも紹介しましたが、お寺のご信徒が子どもたちのために畑を用意してくださっていて、春にはいちご狩りができるようにと、いちごを育ててくださっているのです。
また、秋にはおいもほりができるようにと、さつまいもを育ててくださっていましたが、秋に収穫するだけではなくて、苗を植えることも経験できると良いとと考え、春にさつまいもの苗を植えに行っています。その畑に行って、おいもの苗を植えてから、いちごがりをしています。
今年も、その予定をしていたら、保育士の先生方の、子どもたちにはいちごがりを広く深く楽しんでほしいという思いから、いちごのことを調べてみたり、絵本を読んだり、いちご狩りに行く前から子どもたちがいちごに興味を持てるような取り組みをいろいろと行ってくださったようです。
そんなこともあって、子どもたちの中では何日も前からてるてる坊主を作って、「おいのもの苗植えといちご狩りに行けるように」とお祈りするほど、期待が高まっていました。ところが、当日が近づくにつれて天気予報では雨の確立が高くなってきていました。交通手段の関係で、前日には実施か延期かを決定しなくてはならなかったので、しかたなく1週間後に延期しました。
延期になったことを知って子どもたちはとても残念がっていたようです。保育士の先生方も残念だったでしょうし、私もそう思いましたが、私にはお天気以外に、もう1つ気がかりなことがあったんです。