保護者がたずねてきてくださって、子どものこと、子育てのことをいろいろと話してくださいました。お話をうかがっていたら、お母さんが、「子どもを信じることって大切なんですよね。」とおっしゃいました。子どもを信じて認めていたら、子どもが安心できるのか、不思議と気になることは少なくなるように思う。自分に余裕のないときにはついつい、子どもの足りないところ、できないところ、気になるところばかりが目についてイライラしたり指摘したくなったりするけれども、余裕を持って子どもを信じることができれば、子どもの良いところが見えてくるし、自分も不安になりにくくなる。といったことを伝えてくださいました。
そして、子どもを信じて、必要以上の手出し口出ししたくなるのを我慢して見守るようにするのが良いと思えるようになってきたとおっしゃいます。
親が子どもを思うようにさせようとすると、子どもも親もしんどくなります。でも、これってやっちゃいがちなんですね。ああしなさい!こうしなさい!あれはだめ!これはだめ!って・・・
その循環から抜け出せなくなると大変なのに、そうなりやすいんですね。話をしてくださったお母さんは、ご自身の力で切り替えられたようでした。気づいていても、なかなか自分の心を切り替えるのが難しかったりするのですが、お母さんは、しっかりとご自身を見つめていらしたのでしょうね。
自分を変えるって難しいのにそれをしっかりと実践していらっしゃる姿がすばらしいと思いました。