獅子舞の獅子がやってきました。金子しゅうめい さんという獅子舞や太鼓の演奏を行っていらっしゃる方とステキなご縁をいただき、来園してくださることになりました。(金子しゅうめいさんの詳しいプロフィールは「金子しゅうめいWeb site」http://www9.ocn.ne.jp/~shu-mei/をご覧ください)しゅうめい さんにお願いしたのは「太鼓と獅子舞のミニライブ」先ずは太鼓の音を堪能してから獅子舞を見せていただくという内容です。せっかくの機会なので、地域の皆様や保護者の皆様にもご覧いただければと思って案内を差し上げました。平日の午前中なので10名ほど来てくだされば良い方かなと思っていたのですが、予想に反して20名以上の申し込みをいただきました。嬉しい限りです。
当日10時開演の予定のところ、しゅうめいさんは2時間前の8時にいらしてくださいました。太鼓をはじめとした道具を運び込み、セッティングをしているとあっという間に1時間以上が過ぎています。準備は余裕を持ってすることが必要だと改めて思い直しました。しゅうめい さんは太鼓のセッティングひとつとっても細かな位置まで、きちっと整えていらっしゃいます。ちょっとした置き方のズレでも、お客さんが舞台を見たときに違和感や不快感に繋がるからという理由です。「細部に神は宿る」といいますが、ついつい、なおざりになりがちな細かなところまできっちり実行してこそ、物事ができあがるのだと思います。もう一つ気にしていらしたのは、公演途中の観客の出入りです。人が出入りすることで一瞬にして会場内の雰囲気が変わることがあるので、できるだけ途中で出入りがないようにしたいとのことです。ただご自身がパフォーマンスするだけではなく、観客はもちろん会場にある物までをも含めた全てがお互いに作り出す雰囲気を大切にしながら公演されているのでしょう。
会場の準備が整うと、次にご自身の体と心のウォームアップを始められました。万全の状態でパフォーマンスに臨むためでしょう。さすがプロフェッショナルです。どんな些細なことでもひとつひとつすべてのことをとても大切に丁寧に考え、行うことが大切なのですね。