5歳児達が収穫した大根でたくあん漬けを作るために、しばらくのあいだ大根が干してありました。お寺の方が作っていらっしゃるのを見て、たくあんに挑戦してみたくなったので、道具一式を借りて大根も13㎏ほど分けていただきました。
お寺の方から教えていただいた作り方をベースに、自分で調べたことも合わせて試してみました。分けていただいた米ぬかに、塩を混ぜますが、味噌作りで瓶の中蓋の代わりに使った塩の一部をここで使いました。そこに、これまたお寺の方にいただいた渋柿の皮を干したものと、くちなしの実を混ぜ合わせ、それに昆布も加えてみました。昆布の旨みが出ると良いと思ったのですが、もしかしたら傷みやすくなってしまうかもしれません。鷹の爪は手元になかったので省略です。入れた柿の皮の量も少し多すぎたような気もしますが、どうなるのかはできあがってみてのお楽しみです。
ぬかに塩などを混ぜ合わせたら、いよいよ樽に入れてゆきます。樽はお正月にお寺にそなえられていた樽酒の樽を貸していただきました。分けていただいた大根の量が多く1つの樽で入りきらないと思ったので、念のために2つの樽を貸していただきました。仮に大根を並べてみると、やはり入りそうにないので、半分ずつ2樽に漬け込むことにしました。少し条件を変えてみようと思い、1つは漬物用のポリ袋を樽に敷いてその中で漬ける。もう一つは、ポリ袋を使わずに直接木の樽につけ込む。の2種類で試してみることにしたのです。
酒樽は木の目の使い方が、漬物用の樽とは違うので、漬け物を漬けるのにはあまり向いていないということを聞いたことがありますが、わざわざ、漬物用の樽を購入するゆとりもなかったので、酒樽で漬けてみることにしました。ポリ袋を使うのであれば木の樽でも、プラスチックでも大差なさそうですし、酒樽でポリ袋を使わずに漬けるとどうなるのか試してみたいとも思ったのです。