ステンドグラスのイメージするは黒い輪郭が縁取られていて、いろいろな色のガラスが入っているというものです。そこで考えついたのは、紙にあらかじめした絵を描いておいて、
その上にCDケースをのせて、黒いガラス絵の具で輪郭を描き、乾かしてから色を入れてゆくという方法です。これならあらかじめ下絵を描いておくことができるので、しっかりと描きたいときには良い方法です。ところが、黒色の粘度が高いので、絞り出しながら描いてゆくのは難易度が高そうです。そこで次に考えたのは、下絵は省略して黒色で輪郭を描き、乾かしてから色を置いてゆく方法です。下絵がないので、自由度は高いのですが、黒色はしっかり使わなくてはなりません。輪郭を描かず、様々な色を子どもたちが好きなように置いてゆく方法も考えられました。そこで、子どもたちに、難しいやり方、あまり難しくないやり方、簡単なやり方として提示し、 子どもたちに選んでもらうことにしました。試作をしているととても楽しくなってきて、試作兼見本がたくさんできてしまったのでした。