園長ブログ

子どもは未来

2013/10/06

先日、園児の祖父母をお招きして祖父母会を行いました。祖父母の皆さんにご来園いただいて、子どもたちと楽しい時間を過ごしていただくという企画です。祖父母の皆様にはご自身のお孫さんだけではなく、他の園児ともふれあってほしいのですが、園児数が多くなって、それも難しくなってきました。

最初は、いつものように子どもたちと一緒にお参りするところから始めます。子どもたちはうれしさで、そわそわすることもなく、一所懸命にお参りしていました。普段はあまりお参りをしていない0・1・2歳児も一緒です。

お参りの前、子どもたちの準備ができるまで少し時間があったので、ご参加いただいた祖父母や保護者の皆様に少し話をしました。「お孫さん達にどんな大人になってほしいですか。」から切り出して、私たちはなんのために、何をめざして保育をしているのかということを伝えさせていただきました。一人でも多くの方にと価値観を共有できたらと思ったからです。

子どもは未来です。あたりまえのことですが、今保育園で過ごしている子どもたちが、未来を作ってゆくのです。では、私たちは子どもたちがどんな未来を創造することを願うのでしょうか。私たちが願うのは「すべてのいのちが輝く世界」です。人間に限っていえば、どんな人でもいきいきと生きることのできる社会と言っても良いでしょう。みんなが様々な違いを認め合い、力を合わせて、生きることができる社会を作る、より良い社会人(社会を構成する人)として育ってほしいと願います。
もっと広くいえば、この地球上に生きているのは人間ではなく、あらゆる生物が生きていて、それぞれに繋がり合い、関係し合うことで成り立っているのです。全ての関係性がわかるわけではありませんが、みんなが繋がり合う、みんなが助け合うことで生きているということ、いろいろな生き物がいるから自分も生きてゆく事ができるのだということは、いつも忘れずにいたいと思うのです。

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