園長ブログ

夏休み

2013/08/11

夏休みが始まって、小学生が毎日学童保育に遊びにきています。多い時には20名近く、少ない時でも7〜8名が来訪し、それぞれに思い思いの時間を過ごしています。基本的に小学生たちは、1日に決まった時間に勉強と掃除はしますが、それ以外は自由に過ごしています。かといって、いつも好き勝手に遊んでいるわけではありません。スタッフが子どもたちが選ぶことのできるメニューを用意していることが多いですし、スタッフが企画する行事もあります。お寺から自然に詳しい方がいらしてくださった時には、ネイチャーウォークと称して自然観察に出かけたり、山の中にある朽木を崩してその中はどうなっているか調べていました。朽木を調べに行きたい子は行くし、部屋に残って他のことをしたい子はそれをしているといった具合に選ぶこともあります。

また、参加者全員でお寺に上がり、写経会の道場で一文字ずつ書写することができる般若心経一巻をみんなで書き上げることもしました。そして後日行われた写経会の結願法要にお参りして、自分たちの書写したお経にお供えをしました。また、日をおいて、写経が埋納された経塚の一部を巡拝することもしました。

こうして時々、全員参加で行う行事もあります。先に紹介したのは、写経をキーワードに3回シリーズで行われたものです。すべてに参加した子は、それなりに写経会のいろいろな要素を体験しています。

 映画のチラシ(学童保育スタッフ作)

スタッフの企画する行事はまだまだあります。
映画鑑賞会もその一つです。スタッフ自身が見たい、子どもと一緒に見たい映画を3本選びました。そして、スタッフそれぞれが独自の発想で選んだ映画のチラシを作成して、公開日の1週間ほど前から掲示しています。子どもたちは、そのチラシからどんな映画なのか想像したり話し合ったりしながら、映画鑑賞会の当日に投票して、見る映画を決定するという仕組みです。チラシを作る大人もそれぞれに楽しんで工夫を凝らしていましたし、チラシを見た子どもたちも、どんな映画なんだろうと想像力を働かせていました。

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