園の畑の大豆は、少しは虫に食べられていますが、葉脈標本のようになっているのは見かけません。自宅のプランターは近くに植物はあまりありませんが、園の畑は大豆のまわりに雑草と呼ばれる他の植物がたくさんあるので、虫たちは大豆も食べるけれども他の葉っぱも食べるので、大豆に集中することがないのかもしれません。そうだとすると、雑草と呼ばれる草も決して邪魔者ではありませんね。
人間が育てている植物が虫に食べられるのを少なくしてくれるという、全く人間の都合だけから考えても、雑草は役に立ってくれているところもあるのです。人間の都合を離れた自然の大きな巡りの中では、雑草も害虫もきっと何かの役割を果たしているに違いありません。邪魔だから取り除く、退治するだけではなく、雑草や害虫が生きていることにはどんな意味があるのだろう?と、少しだけでも考えてみるようにしてみたいと思います。