子どもたちとみんなで、えんどう豆を収穫、園庭でゆでて食べました。そのときはすべて収穫してしまったわけではなく、3分の1くらいは残しておき、改めて収穫することにしました。もう少し熟するとどうなるのか見たかったのもありますし、最終的には種も取りたかったからです。
子どもたちと収穫した後の畑をそのままにしていたので、翌日畑に行ってみました。そうしたら、ほとんどのえんどう豆がしおれて、地面に倒れてしまっています。子どもたちが収穫するときに引っ張りすぎて、茎が折れてしまったのかなとも思いましたが、子どもたちは茎を折らないよう、かなり気をつけて両手を使って収穫していたので、ほとんどがしおれてしまうようなことはどうも不思議な感じがしました。
茎が折れたのなら、残しておいたまめは早めに収穫した方が良いだろうと思い、探すのですがなかなか見つかりません。やっと見つけて採ろうとしたら、さやが半分なくなって、中のまめもすっかりないのです。いくつかみつけた他のまめも同様の状態です。
何者かが侵入して、食べてしまったのだと思います。そういえば、先日、学童保育の担当者が稲を植えるための小さな田んぼを耕そうとしたら、なにやら糞のようなものが落ちていたのを見つけ、その中には園庭にできているはずのぐみの実か種がたくさん混じっていたそうです。
確認したわけではありませんが、ハクビシンの仕業ではないかとみんなで想像しています。
ハクビシンは、頻繁に見かけるわけではないのですが、細長い猫というかイタチを大きくしたような動物で、その名の通り顔のまん中に白い線があります。雑食性で、果実などを食べることが多いそうですし、木に登ったりするのも得意なようなので、ハクビシンの仕業かもしれません。どこからどうして畑に入っているのか確認したいのですが、夜行性なので、昼間に出会う可能性は低そうです。
そういえば畑にいちごがたくさん実っていたのですが、赤くなったところを見ていませんし、収穫したという話も聞きません。また、園庭のぐみの実がいつの間にかほとんどなくなっています。昨年はビワの実が食べ頃になると何者かに食べられてしまいました。
畑は猿や鹿、猪が入れないようにしましたが、ハクビシンまでは想定していませんで開いた。夏になっていろいろな作物が実り出すと、どんどん食べられてしまうかもしれません。強敵現るってところでしょうか。