とうもろこしと黒豆は畑に入って右側に種まきをしました。そのとなり、畑のまん中では麦が花を咲かせています。左端のフェンス沿いではえんどうまめが花盛りです。
麦とえんどう豆の間には、私が蒔き時を間違えて初冬に蒔いたにんじんがあります。暖かくなり始めてから、芽が出ていないか探していたのですが、どうも芽はでていないようでした。仕方なくにんじんは諦めて、そこに大豆を蒔こうと思って草をむしりました。
半分くらい草をむしったところで、手元を見ると、草のかげににんじんのような葉がでているではありませんか。半信半疑でしたが、どう見てもにんじんです。ぎざぎざした小さな葉が3本ほど出ています。
もしかしたら他にも出ているかもしれない。そう思い這いつくばって探してみたら、他にも3箇所くらいに、にんじんの葉が出ていました。もうダメかと思っていたにんじんの種が冬を越し、春を感じて芽を出してくれたのでした。もう嬉しくて嬉しくて、にんじんくんがんばったんだね。ありがとう。と言っていました。
今までずいぶん注意して探したつもりだったのですが、他の草がたくさんある中では見落としていたのでしょう。にんじんを蒔いた場所の半分くらいは草をむしって、土を出したので、知らずににんじんをいくつかむしり取ってしまったかもしれません。でも、早めに気がつくことができ、4株くらいは無事で良かったです。
にんじんの葉のまわりに、刈り取った葉を置き、間違って踏んでしまわないように、竿を立てておきました。無事に収穫できると嬉しいのですが、そこまでこぎつけるには、越えなければならない難関がたくさんあるのだと思います。でも、私にできる事はあまりありません。気にかけることと、声をかけることくらいでしょうか。ただひたすらにんじんを信じるだけです。できれば種取りまでできると良いのですが・・・
草を取り払ったところには、予定通り大豆を蒔き、奥のフェンス沿いにはサンマルッァーノを何カ所かに蒔きました。