園長ブログ

味噌作り

2013/04/04

水に浸した大豆 水を吸って大きくなりました

甘酒や塩麹に飽き足らず、寒のうちにお味噌造りに挑戦してみようと思いました。寒いうちに仕込んだ方がゆっくり発酵して良いらしいので、早くしようと思いつつなかなかできずにいたのですが、忙しいばかり言っていてはいつまでたってもできないので、思い切ってやってみることにしました。忙しい時って、敢えて違うことをしてみたり、生活をしっかりとすることで、忙しさに飲み込まれずにすむことがあります。

まず、大豆を用意します。本当は園の畑で育てた大豆が使えると良かったのですが、枝豆のあいだに食べ過ぎて、残った大豆が少なかったので、無農薬で育てた大豆をさがして買ってきました。                       麹は前にも書いた酒蔵が稻麹から作っている麹を使いました。

やわらかかくなるまで ゆっくりと煮ます

調べるといろいろなレシピがあってどれを参考にすると良いのか迷ってしまいます。

最初に大豆を良く洗います。まん丸でころころした大豆です。しっかりと洗ったら、水に浸してやわらかくします。水につける時間は一晩くらいとするレシピもあれば、16時間はつけるとするものもあります。私は時間の都合も合ったので15時間ぐらいにしました。12時間も浸しておけば、ある程度やわらかくなりますが、芯までしっかり水が染みこんだ方が良いのかと思って少し長くしました。

しっかりと水を吸った大豆をゆっくりと煮てゆきます。弱火で4時間くらい煮ました。大豆を片手の親指と小指ではさんでつぶせるくらいの硬さになるのを目安に煮ると良いそうです。大豆を煮ていると、豆の甘い香りが部屋中に広がって幸せな気持ちになりました。やわらかくなった大豆を口に含んでみるとその甘いこと。そのまま豆だけで食べたくなりました。

スクロール