卒園式のあと、保護者の皆様に謝恩会の席を設けていただき、全職員をお招きいただきました。卒園児11名に対して職員15名なので恐縮してしまいます。にもかかわらず、保護者の皆様には心を尽くしていただきました。本当に本当にありがたい限りです。こんなに園のことを思ってくださっている保護者の皆様に支えていただいているからこそ、当園が成り立っているのだと思います。
それなのに、保護者の皆様の思いを汲みきれないのであれば、困ったものです。自らを省みることを忘れないようにしなくてはなりません。もちろんなんでもかんでも全て保護者のおっしゃるとおりにするということではありません。真心を尽くして皆さんの思いを受けとめる姿勢でいたいということです。そこを立脚点として、子どもたちの育ちについて、大切にしたいことについて語り合えると良いと思います。できる限りを尽くしてゆきたいと考えていますが、自分中心になったり、奢った考えになることがあるかもしれないので、十分気をつけなくてはなりません。
基本的には、保護者の皆様と職員が心を開いてつながってゆくことが、とっても大切だと思っています。私たち大人がより良くつながることが、人と人がより良く関わるというモデルを子どもに示すことができるのです。
そのような観点から考えても、保護者の皆様には、心を尽くしていただいていることを感じています。いつも素直な心でいるよう努力すべきは私自身です。
謝恩会では、お心づくしをいただきましたが、私たち園の職員こそが保護者の皆様のご恩に感謝すべきだと思います。
ありがとうございます。