暖かくなってきたので、畑はどうなっているのだろうと思って、久しぶりに畑に行ってみました。真っ先に目に入ってきたのは、ずいぶんと伸びて背が高くなった小麦の様子です。30センチくらいに伸びて、茎や葉も太くなり青々としてきました。これからもっと暖かくなってくると、どう育ってくれるのかとても楽しみです。小麦の育て方を調べてみると、ずいぶんといろいろなことに気をつかわないといけないように書いてありますが、当園の小麦は今のところ種を蒔いただけで、あとはほとんど何もしていません。そういえば少し前に伸びかかった穂を踏んだくらいです。
ほうれんそうは、ほんの少しだけ大きくなっていました。種を蒔くときに少し過密に蒔きすぎたので、そろそろ間引きをしたあげた方が良いのかもしれないと思っています。何度も雪をかぶり、凍てつくような寒さにも耐え、少しずつ少しずつ大きくなってきたのだと思うと、とても愛おしくなります。ほうれんそうたちがこれからどうなってゆくのかわかりませんが、立派に大きくなっても収穫して食べることができないかもしれません。
えんどう豆もまだまだ小さいのですが、以前と比べるとずいぶん大きくなりました。種蒔きをするのが遅く、十分な大きさになる前に、真冬を迎えてしまったので、これからどれくらい成長するのかちょっと心配です。えんどう豆を種蒔きしたときには、3〜4粒ずつ蒔くと良いといわれてそうしたのですが、それには理由があるそうです。えんどう豆の1つのサヤには3〜5粒くらいの豆が入っています。自然の状態ではそれがそのまま地面に落ちて、芽を出します。自然に近い状態にしてあげることで、発芽しやすくなるのだそうです。あたりまえといえばあたりまえかもしれませんが、おもしろい気がします。
畑には、私が植えた以外の様々な植物が芽を出して来ています。あっという間にいろいろな植物が共存するジャングル状態になるのだと思います。いろいろな植物や動物がお互いに助け合って生きてゆく、そんな畑になるでしょうか・・・