園長ブログ

茶道教室 2

2013/03/06

茶道教室で濃茶を体験した子どもたちは、どう感じたのでしょうか。子どもたちの入った小間に隣接する広間では保護者や地域の方が濃茶を召し上がっていました。茶道の経験者が未経験の方に、様々な作法やその意味など詳しく説明してくださって、みんなうなずきながら聞いていらっしゃいました。皆さんは濃茶をおいしく感じていただいたでしょうか。

濃茶を体験したあとは、広い部屋に移動して、薄茶を点てていただきました。経験のある方が、子どもたちや初めての方に教えながら、お互いに薄茶を点てあって召し上がっていました。はじめての方には、お茶をふわっと泡立てるのは難しいようで、特に子どもたちは苦労していたようです。

そんな中、茶道の先生が点ててくださった薄茶を一口召し上がった保護者の顔が急にステキな笑顔になって、「うぁ!生クリーム!?」とおっしゃっていました。きめ細かに泡だったお茶の柔らかさと、甘さ、香りがそう感じさせたのかもしれません。

みんなで、和やかな楽しい時間を過ごすことができました。後日、茶道教室に参加した小学生のおばあさまにお目にかかった際にこんなことをおっしゃっていました。「茶道教室に参加した孫が、あれから毎日、家でお茶を点てて飲んでいるです。」

スクロール