今朝、ラジオの天気予報が、今日は雨が降りやすく、標高の高いところでは雪が混じるでしょう。といっていました。ついにくるのかと思っていたのですが、午前中はそんな気配はなし。風はかなり冷たかったです。夕方、山の上では雨に混じって白いものが落ちてきます。見上げると、黒くシルエットになった山の木々を背景に、空から落ちてくるみぞれが雪に変わりそうな気配でした。今年も最後の月となり、ついにやってた!という感じです。ついこのあいだまで紅葉が美しかったのに、季節はどんどん進んであっという間に冬です。寒いけど、冬には冬の楽しみがあります。
浦中こういちさんとの「どるぶつ」作り(製作活動)を経験して、子どもたちが自分の中のイメージを形にする楽しさを味わってくれたと思います。それぞれに思いっきり楽しんで作っていましたし、自然と子ども同士で手伝ったり手伝ってもらったりという関係も生まれていました。素直に自分を出すことができれば、自然に心を開き、気持ちも力も合わせることができるのかもしれません。楽しい時間はあっという間に過ぎてお昼ご飯の時間になってしまったので、みんなで急いで片付けました。
保育者は、子どもにとっての安心基地であり、そのためにも子どもたちを受けとめ勇気づけることができる存在でいること。子どもを丸ごと信じて、「大丈夫!挑戦して!困ったときはいつでも守ってあげるから!」と安心させ、勇気づけてあげること。これが「見守る」ということなのだということを、改めて確信しました。
これは、なにも子どもだけに限ったことではないはずです。大人だって、不安になったり、くじけそうになったりしたときに、見守ってくれる人がいた方が強くなれるし、自信を持って歩むことができるのです。つまり、子どもにとっての両親や保育者のような存在、それがリーダーなのかもしれません。リーダーというと、言葉の響きからどうも強く引っ張ってゆくと言うイメージがありますが、どちらかというと「見守る」「支える」という感じなのだと思います。
社長だとか園長だとかはもちろんリーダーなので、そういう存在でいなくてはならない、つまりみんなを見守り支えることがその役割なのでしょうね。そこに徹することができると良いのですが・・・