園長ブログ

種蒔きをしました

2012/11/24

まだ青かった黒豆を残して他の作物を収穫した畑に、ほうれんそうと小麦の種を蒔いたことをお知らせしました。

畑のスペースは空いているので、ご指導いただいている農家の方に相談してえんどうまめを育てることにしました。一般的に寒冷地でも温暖地でもない中間地でのえんどう豆の種の蒔き時は10月中旬から11月上旬ぐらいだと言われているので、それと比べても少し遅かったかもしれません。まして、鞍馬はかなり寒いので、ちゃんと発芽するのかどうか少し心配です。それでも、やってみないことにはわかりません。農家の方から、自家採種の種を分けていただき、教えていただいたように種を蒔くことにしました。

小麦とほうれんそうの時のように、地面に生えている草を少し取り除き、種が置きやすいように鍬で地面を撫でるようにして平らにしてから、3粒くらいを約50センチ間隔で蒔いてゆきます。後は薄く土をかけて、先ほど取り除いた草をかけておくだけです。これが正解なのかどうかはよくわかりませんが、種蒔きはできました。

実は、えんどう豆と一緒に農家の方がにんじんの種も送ってくださいました。にんじんの種を見るのは初めてだったので、その小ささに驚きました。にんじんの蒔き時は春先のように思いましたが、せっかく送っていただいたし種も大量にあるし、少し蒔いてみようか思って蒔いてしまいました。

あとで、農家の方に確かめたら、やはり種を蒔くのは3月頃が良いそうです。どうなるのかなと思いますが、にんじんの発芽に適した温度は20度くらいだそうなので、発芽はしないかもしれません。もし発芽しても、とても時間がかかってしまい、発育するには気温が低すぎるのでしょうね。

そんなことをしながら、小麦とほうれんそうを植えたところを見てみたら、なんと、両方とも小さな芽がたくさん出ていました。思わず嬉しくなってしまいました。それにしても、ついこの間植えたばかりなのに、こんなに早く元気に芽が出るとは思ってもいませんでしたので、嬉しいのと同時に種の力を見せていただきました。

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