草をどけて、土を少しならしました
季節の移ろいとともに、畑の様子も変化してきて、大豆を収穫したことを前に書きました。大豆を収穫したら、黒豆とナスそしてトマトが残っています。黒豆はまだまだ青いのでもっと熟すまでそのままにしておくしかありません。ナスも種を取りたいので、まだしばらくそのままにしておきます。トマトは霜が降りるまでは実がなるそうです。夏の間おおい繁っていた雑草と呼ばれてしまう草たちも枯れてしまい、トウモロコシや大豆を植えていたスペースが空いてきたので、お世話になっている農家の方と相談して次に植えるものを考えました。ひとつは小麦をもう一つは何か葉物をということになって、ほうれんそうに挑戦してみることにしました。
初めて見たほうれんそうの種
まずは畑を少し整理しなくてはなりません。枯れてしまったとはいえ、草の上に種を蒔いてもしっかりと土に根を下ろすことができないかもしれませんし、どれだけの種が発芽するのかもわからないので、枯れた草を一旦どけて土が見えるようにします。ただし、収穫した後の大豆の根はそのまま残しておきました。根粒菌が大豆と力を合わせてせっせと窒素固定した肥料が残っています。畑を耕すわけではないので、大豆の根っこはそのままにしました。大豆が土に残してくれたお土産はありがたくいただいておきたいと思います。
種を蒔いた後は、草をかけて完了
土の表面を出すために、草を取っていたらいろいろなものにであいました。以前植えたじゃがいもがそのまま実をつけていたり、どこからきたのか唐辛子が赤くなっていたりしています。土の中から出てきたじゃがいもはまとめて畑の端に埋め戻しました。また、芽が出てじゃがいもができるかもしれません。ほかにも葉っぱが立派に繁っていたじゃがいももあったので、それはそのままにしておきました。
土の表面が見えたら、鍬で少し土をならします。耕すのではなくて、ならすために表面をなでるといった感じです。そうしてからほうれんそうの種を蒔きます。15センチ間隔でほうれんそうの種を2粒か3粒くらい置くようにと農家の方に教えていただいたのですが、ついつい多めに蒔いてしまいました。たくさん出てくると、間引きをしないといけないかもしれません。
そのあとは、うすく、ほんとに薄く1センチの厚みもないくらいに土をかけてあげました。そしてその上から最初に掃除してどけた草を置いてゆきます。普通ならどけて捨ててしまう草ですが、これをかけておくことで、地面が乾いてしまうことを防ぐことができるそうです。