季節がどんどん進んで、11月も中旬になりました。立冬も過ぎ、日に日に気温も下がってきています。最低気温が一桁の日が多くなり、5度を下回る日もあります。そうした気温の変化に木々は敏感に反応して美しく色づいてきました。モミジもその他の木も日に日に赤くなってきています。
昨年は10月の終わり頃に一度寒くなったあと、少し暖かくなったのであまり紅葉が美しくなかったように思いますが、今年は順調に気温が下がってきているので、一日一日色が変わってゆきます。2日ほど留守にしていたら、一気に色が変わっていました。もちろんその時々でその時々の美しさがあるのですが、今は緑から黄色、オレンジ、赤など様々な色のハーモニーが美しい時期です。一本の木の中でも枝先の赤から、幹の近くの緑までグラデーションが美しかったり、となりの木でも全く違う色だったり、個性が楽しめます。
木によってすごくあざやかに見える木と、少しくすんで見える木がありますが、よく見ると葉っぱの一枚一枚がどれだけあざやかかで、全体の雰囲気が変わってきます。なにかの理由で少し枯れかかった葉が多いと、あまりあざやかには見えません。全体を構成するひとつひとつが輝いてこそ全体が輝くのだと思います。人が集まる組織でも同じなのかもしれません。ひとり一人が輝くために、ひとり一人ができることは何なのでしょうか?よくよく考えて、実践してゆく必要がありそうです。
色づいた木々を写真に撮ってみたので、ご覧ください。今日はお天気が良くなかったので、少し暗くなってしまいましたが・・・