フランスでは夏にバカンスといって長期の休暇を取る習慣があるそうです。他の欧州諸国でも、同じような習慣や制度がある国が多いと聞きます。最近ではどうなのかわかりませんが、1カ月も休んで遠くへ出かけたりするそうです。日本では考えられないことですね。
ところで私も、1週間という少し長い休暇をいただいて非日常の世界で、心も体もゆっくりと休養させていただきました。ただ、自分で選んでそうしたのではなく、半ば強制的にです。
どこへ行っていたのだろうと思われるかもしれませんね。実は、しばらく病院で過ごすことになってしまったのです。たいした病気ではないのですが、絶食治療が必要というお医者様の判断で病院にいることになりました。入院した翌日にはすっかり症状も落ち着いて、いろいろなところに興味を持って病院内をうろうろしていました。
まず最初の挑戦したのは、パソコンをインターネットにつなぐことです。モバイルルーターなどは持っていないので、いろいろな手を使って試したのですが、私の知識と技術と発想では無理でした。そんなわけで、ブログが滞ってしまって申し訳ありません。
まず驚いたのが、病院にはたくさんの人がいることです。患者さんもそうですが、病院で働いている人の多いことには驚きました。お医者様、看護師さん、から毎日病棟をお掃除してくださる方まで、みんな忙しそうに働いていらっしゃいます。特に看護師さんは、何人かの患者さんを担当して、日々、いや刻一刻変わってゆく容体をを把握し伝達し、必要な処置をしてくださっています。入院している間はほとんど看護師さんがお世話くださっているのだと知りました。看護師さんだけに限ってもチームでみてくださっているのです。情報共有の方法や、ミスを防ぐための多くの工夫が為されているのだと思います。どう情報共有し、チームでお仕事をされているのかとても気になりましたが、そんなことまでわかるはずもありません。
保育だって子どもたちの大切ないのちを預かっているということでは、病院とかわりません。参考になることはあるはずだと思いました。