一方、ナスは前にも紹介したとおり、一旦は存亡の危機にさらされましたが、なんとか復活して育ちました。決して背が高く大きく育ったわけではありませんが、無事に花を咲かせて、小さな実もつけていました。それが順調に大きくなってきています。最初にできたお兄ちゃんナスの上の方には小さな弟が、そしてその上の方には花がついていました。みんな元気に大きくなってくれることを願っています。今年は種をとることを一番に考えたいので、種をとる実を残した上で、他にも実ができればいただこうかと思っています。
一番の出来は大豆と黒豆です。畑一面に種を撒いておいたのが、
ほとんど大きく育って枝豆がついています。たくさんついているのもあれば、少ないのもあります。大豆は黒豆より成長が早いのか、豆が大きくなっているものもたくさんあります。それに比べて黒豆は、まだ豆が小さいものが多ようです。どれを枝豆で食べて、どれを完熟するまで残しておくと良いのかわからないのですが、たくさんあるので、三分の一くらいを子どもたちと一緒に収穫しました。黒豆がもう少し育ったら、また、いただこうと思います。
畑に入った子どもたちは、あまりにも草が茂っているのに少し驚いていましたが、すぐに慣れて、作物の様子を興味深げに見ていました。どこに何があってどう育っているのかを一通り説明したあと、私が切り取った枝豆を一人一株ずつ園庭に運んで、枝から豆を外してくれました。大きめのザルに八分目になるくらい、たくさん収穫できました。虫に食べられているものも少しはありましたが、とても美味しそうです。その日は時間がなかったので、次の日に茹でてみんなで食べました。噛むと柔らかな甘みが広がります。とてもしっかりした味であっという間に全部食べてしまいました。
大豆のあいだに群生している植物が何という名前なのか気になったので、植物図鑑で調べてみました。シロバナサクラタデかなと思います。