園長ブログ

運動会 2

2012/09/09

いつ雨が降るかと思いながら運動会の準備を進めていると、空が明るくなってきて、薄日が差し、どうかこのまま運動会が終わるまでまで雨が降りませんように。と祈る思いです。運動会も後半になって、パラパラパラと大粒の雨が降ってきました。どうしようかと思いましたが、子どもたちの「雨やんで!」の大合唱に圧倒されたのか雨がやみました。まさに天の助けです。その後雨も降ることはなく、時々日差しが届く暑すぎない天気で運動会を終えることができました。空に感謝です。そして、子どもたちはみんな自分の持てる力を発揮して運動会を楽しんでいました。

どうしても行事というと、大人はそれに向けて形を作ろうとしてしまいがちですが、子どもにとってどういう意味があるのかをしっかりと考える必要があります。ですから、職員間で「運動会って何?」ということを話し合い、運動会は、子どもたちの生活の節目であり、子どもたちの発達、主に運動面の発達を保護者に知っていたくという意味があるというところに意見が落ち着きました。そして、そのためには「子どもが自らやりたいと思って取り組めること」「子どもが楽しくいきいきできること」を大切に進める必要があるということを確認しました。

運動会当日は、0歳児や1歳児は普段と違う雰囲気に、ちょっと緊張してしまいがちなのですが、信頼関係のできている保育者がゆったりと接して安心させてあげると徐々に普段のように遊んでいる姿を見せてくれます。こういうところで大人が落ち着いていないと子どもは落ち着きません。まさに、子どもは保育者のこころを写す鏡です。2歳児は保育室で育てている、おたまじゃくしにとても関心があるようで、おたまじゃくしになって、跳んだりはねたり鉄棒にぶら下がったり、とても楽しそうにみんなで取り組んでいました。3・4・5歳児もそれぞれの活動を楽しんでいましたし、お母さんに見せるんだ!と張り切っている子もたくさんいました。

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