本日、運動会を行いました。ところが、天気予報では西から前線が近づいてきて、天気が崩れるという予報が出ていました。それも、ちょうど運動会を予定している午前中に40パーセントから60パーセントと降水確率が高いのです。
運動会を行うかどうかを決定するのは午前6時。そのと時点で職員に連絡することになっています。雨模様の天気予報が気がかりになって5時前から起きて空を眺めたり、インターネットの天気予報を見比べたりしてながら空を見ると、その時点では雲は多いものの青空も見えます。
なんとか雨が降らないといいなと思いましたが、9時か10時頃から雨が降り出して、お昼頃まで降り続きそうな予報です。6時になって決断をしなくてはなりませんが、空には雲が増えてきています。雨雲レーダーも9時頃から雨が降り出すという予報にはかわりありません。そこでこう考えました。天気予報の情報がなく、空をみているだけであれば、延期はしないだろう、今、降っていないのに延期するのは不自然だ。それなら決行するしかない。もし途中で降ってきたら、そのときに一番よいことを考えれば良いのだから。
保護者の皆さんも予定を調整してくださっています。なによりも子どもたちが運動会をやりたいと張り切っていますし、とても楽しみにしています。降るかどうかわからない雨を恐れて中止にしたら、子どもたちに申し訳ありません。
やると決めたものの、雲行きは怪しいものです。このあたりでは、「雲が毘沙門様にお参りに行くと雨が降る」という観天望気のことわざがあります。南から鞍馬山に向かって雲が流れると雨が降るというのです。外に出てみたら、全くその通りに雲が動いていました。
しかし傘がないと外に出られないほどの雨が降るまでは、全力でやることをやるだけです。早速準備にかかりました。出勤時間の30分も前からきて準備をしてくれている職員もいましたし、もっと早くから運動場を掃除してくださったお寺の方もいらっしゃいました。みんなが協力してくれるので、とてもありがたく思います。
とはいうものの、始まる頃に降ってきたらどうしようと内心ドキドキしていました。