(おひるごはん)
・ごはん
・なたね焼
・じゃこじゃがサラダ
・スープ
(おやつ)
・抹茶クッキー
・リンゴジュース
*本日は全てのメニュー残食がありませんでした!
おやつの抹茶クッキーはオリーブオイルを多めに使用したためか、サックリとした食感に仕上がりとても人気でした。
またカルシウム強化の為に、生地にスキムミルクを混ぜ込みました。
2015/10/09
2015/10/09
子どもたちの発達のステップのひとつであること、子どもたちの発達を保護者の皆様に理解していただくことを目的として行っている運動会。そのなかで子どもの普段の姿や、今興味を持っていることを知っていただければと考えています。
園庭に出ると、落ちている木の枝を持って戦いごっこが始まってしまい、そこから喧嘩になってしまうことが多いのを見た先生が、木の枝を使って他のことができないものかと子どもたちに相談したそうです。そうしたら、いろいろな意見が出たようですが、その中に「太鼓をたたく。」というのがあったので、木の枝でいろいろなものを叩いて音を出してみることしたようです。何をたたくかによって音が違ったり、たたく強さによって音の大きさがかわることに、子どもたちが注意を払うことが出来るようなことばがけも先生は忘れません。そうやって、物と物がぶつかることで音が出る。ということを子どもたちが経験し、「なぜだろう?」と思ったり、「これをたたいたらどうなるだろう?」と試してみることが、大切だと思います。
子どもたちが木の枝で何かをたたくことによっていろいろな音が出る経験を通して「音」に興味を持ち、遊びの中で存分に体験してゆく。そんな子どもの姿から先生たちは、子どもたちの「音」経験を深めるために、次はどんな環境を用意すると良いのだろう?と考えます。子どもの興味は、音が出るのはたたいたときだけか?こすったときはどうか?ということに広がるかもしれませんし、音の大きさや高低かもしれません。みんなでいろいろなものをたたいたときのリズムかもしれません。
今、子どもたちが持っている興味関心を深め広げ発展させるためには、どのような環境を用意したら良いのか、先生たちは考え、アイデアを出しながら、環境を用意してみます。子どもたちの興味をひくこともあれば、全く興味を示さないこともあります。そこはトライアンドエラーです。そうやって、今の子どもから考えて、どんな環境を用意すれば子どもたちの遊びを広げ深められるのかを考えるからこそ、子どもたちの学びが広がり深まるのです。
乳幼児が学びや発達には、大人の都合や思い込みによって、一斉画一的に何かを教え込む事や、やらせることではなく、子どもの興味関心に沿って遊びが広がり深まり発展してゆくように環境を構成してゆくことが大切です。
保育所保育指針には、子どもの発達について次のように書かれています。
子どもは、様々な環境との相互作用により発達していく。すなわち、子どもの発達は、子どもがそれまでの体験を基にして、環境に働きかけ、環境との相互作用を通して、豊かな心情、意欲及び態度を身に付け、新たな能力を獲得していく過程である。(保育所保育指針 第2章 子どもの発達)
子どもたちが自ら働きかけ相互作用をしたくなるような環境を整えたいですね。
2015/10/09
2015/10/08
すばらしい秋晴れに恵まれた運動会当日、職員みんなで、7時過ぎに鞍馬小学校へ行って準備を始めました。寒いといってもいいくらいの気温です。前日から立てて置いたテントには夜露がいっぱいです。会議用の机を列べて、きれいに拭きましたが、なかなか乾きません。というよりも、どんどん結露していきます。テントからは雨だれのように水滴がポツポツと落ちてきます。朝露が校庭を潤して、朝日が届き始める頃には準備はすっかり整いました。
園児たちも保護者の皆様もそろって、鞍馬小学校の校長先生はもちろん来賓の皆様もお越しくださり、いよいよ開会です。当園では、例年運動会の開会式には乳児(0・1・2歳児)クラスから順にクラス毎に入場します。乳児(0・1・2歳児)クラスはみんなで音楽に合わせて体操をしながら入場、いつもと違う雰囲気に泣き出したり、固まってしまう子もいますが、楽しそうに身体を動かす子もいて、それぞれの姿が見られます。3歳児以上はそれぞれクラス毎に考えたパフォーマンスをしながら、入場します。それは、子どもたちが園での普段の姿や、それぞれの発達を保護者の皆様にご覧いただき、知っていただくということを運動会の大きな目標としているからです。その中には今子どもたちの中でブームになっていることや、興味を持っていることも含まれています。もちろん子どもたちが運動会を経験する事で、より一層発達することが目的なのは言うまでもありません。
いつも、何かをするときには、「これって何のために行うの?」を自分自身に問いかけることを心掛けるようにしていますし、先生方にもよくたずねています。「運動会って何のためにやるんだろう?」今回もずいぶん口にしたことばでした。
0歳児から5歳児まで順に入場する子どもたちの様子をご覧になっていた来賓のお一人が「子どもたちの成長がよくわかりますね。」と仰ってくださり、園で意図していることがご覧いただいている皆様に伝わっていたので、うれしくなりました。
2015/10/07
初めて鞍馬小学校で行った運動会、協力してくださったのは、小学校の先生だけではありません。保護者の皆様もとても協力的で、様々な場面で、園のためみんなのために、それぞれにできることで、協力してくださいました。
駐車スペースが少ないので、できる限り公共交通機関でご来場くださるようにお願いしたところ、ご協力くださった方も多くいらっしゃいました。お父さんが車に家族を乗せて来場されて、家族だけ降ろして車を置きにご自宅に戻り、電車やバイクで来てくださる方もありました。そんなご協力のおかげで駐車場での混乱もなく、スムーズに駐車していただく事ができました。これも、そもそも土地の所有者の方が、駐車場に利用して良いと仰ってくださったからこそです。ありがとうございます。
また、当日の朝に準備することが多かったので、可能な方はお手伝いをお願いします。とお声がけさせていただいたら、7時半に出勤する職員と変わらない時間に会場にいらしていただいて、最初から準備を手伝ってくださった方もいらっしゃいましたし、8時過ぎには大勢の方が集まってくださり、小学校から借りる椅子を出したり、机を拭いたり、物を運んだりしてくださいました。
小学校の教頭先生も、土曜日なのに朝早くから出勤してくださって、私たちの準備を手伝ってくださるので、恐縮してしまいました。
そうやって、皆様のお力でずいぶん早く、準備をする事ができました。お陰様で、余裕を持って開会時間を迎えることが出来ました。
保護者の皆様に感謝せずにはいられません。ありがとうございました。
2015/10/07
2015/10/06
運動会を鞍馬小学校の校庭をお借りして行う事になり、初めて練習に行こうと予定していた日は、あいにくの雨でした。そこで、小学校に無理をお願いして、2回目の予定を調整させていただきました。園児達にできるだけ実際の場所で練習させてあげたいと思うのですが、園児達が校庭を占領してしまって、小学生の活動に支障があっては、小学生達に申し訳ありません。
2回目の練習を予定していた日はどうにか晴れたので、2・3・4・5歳児は叡山電車で小学校へ。その前に担当の先生方は学校に行って準備です。私も次の予定が迫っていましたが、少しでも手伝えればと思って、小学校へ行きました。
校庭にラインを引くなどしていて、気づいたのですが、私たちが使わせていただく部分は落ち葉がなく、ブラシをかけた後がありました。小学校の先生が、私たちが使う前に校庭を掃除してブラシ掛けまでしてくださっていたのです。なんてありがたいことなんでしょう。授業や休み時間を調整していただいて、校庭を使わせていただくだけでもありがたいことなのに、掃除やブラシ掛けまでしてくださって、恐縮してしまいました。
その日の練習を終え、園に戻ってふり返りをして、保育士の先生達は、もう一度小学校に行って、子どもたちに広さや距離感をつかんで欲しいと思ったようです。無理は承知で小学校にお願いして、日程を調整していただき、もう一度練習にお借りすることになりました。今回は短い時間なので、小学生達が休み時間に校庭で遊ぶのを邪魔しなくてすみそうです。それでも、授業の予定を調整してくださったかもしれません。ありがたいことです。
その日も、早めに準備に行ったら、校庭をお掃除してくださっていたようです。前々日に激しい風雨があったので、落ち葉がたくさんあったのかもしれません。小学校の先生方はただでさえお忙しいのに、たくさん落ちた落ち葉を掃き集めたり、ブラシ掛けをしてくださったのですね。
お心づかいをいただいていることが、ただただうれしく、思いました。鞍馬小学校の先生方、ありがとうございました。
2015/10/06
2015/10/05
運動会を鞍馬小学校で行うにあたって、会場や準備物については、よく考えて一つずつ決めてゆけば、何とかなるのですが、主役の子どもたちの動きについては、少し難しいのです。
こどもたちが、いろいろなことを練習するのは、保育室か園庭しかありません。去年までは、運動会を行う場所を使って練習をしていたので、子どもたちも広さや距離感なども自然とわかっていたのですが、今年は狭い室内での練習がほとんどだったので、他のことはできても、実際の距離感や広さを感じることがむずかしかったのです。
それを感じたのは、初めて鞍馬小学校に練習に行ったときでした。並んでも会場を大きく使う事をせずに、いつもの保育室程度にしか広がれないなど、戸惑う子どもの姿がありました。先生たちは、できるだけ本番と同じ広さで練習した方が良いと思ったといいます。そこで、園庭で同じくらいの広さを確保できないものか、工夫したようです。園庭をいっぱいに使ってラインを引き、子どもたちが実際の広さを感じられるようにしていました。
子どもたちが、戸惑うことなく思う存分自分たちの力を発揮できるように!そのためには努力は惜しまない姿勢をうれしく思いました。
2015/10/05
先日、保護者の方から「家で採れた栗です。保育園でどうぞ。」と栗をいただきました。数日後、頂いた栗を湯がいて食べるのと、その日のおやつに、甘煮にした栗を少しずつつける事になりました。朝から先生達が栗をコトコトと湯がいています。子ども達も楽しみにしています。湯がき上がった栗を少しずついただき「おいし~」と子どもたちはとても嬉しそう。おやつに付ける分は先生が剥くことになりました。栗を剥く作業はとても大変です。栗を剥いてくれている先生はお昼ご飯も食べずに、一生懸命剥いてくれています。「先生、大丈夫?」と尋ねると「はい。大丈夫です。子ども達が楽しみにしているから、これはちゃんとやり切ります。」と返事が返ってきました。しばらくすると「剥けました。」と沢山の栗が給食室の届きました。今から甘煮にしようと思っていると、栗を剥いていた先生と違う先生が給食室に入って来て「甘煮、作るね。」と言って甘煮を作ってくれました。味付けをしながら「保育園でどうぞと言って下さった保護者の方、お昼ご飯を食べずに栗むきをしてくれた先生、楽しみにしている子ども達、みんなの気持ちを大切に、味付けをしないといけないね。」と話してくれていました。すごく感動しました。とっても美味しかったです。ありがとうございました。