*本日は遠足です。みんなお弁当をもって出かけました。おやつは、バナナをいただきました。
きょうのごはん 10月20日
2015/10/21
2015/10/21
*本日は遠足です。みんなお弁当をもって出かけました。おやつは、バナナをいただきました。
2015/10/21
0、1、2歳児クラスの遠足に行ってきました。電車で15分ほどの所にある公園。大きな遊具が一つあります。公園に着いて、リュックを置いて、先生のお話を聞いて、遊びスタート。みんな大きな遊具に走って行きました。でも、一人1歳児の男の子、遊具には、興味を示さず、石段で遊んでいます。そして、石段の後は、芝生の上のフェンス。芝生を触って、フェンスを触って・・・・感触を楽しんでいるようでした。大きい遊具があるから、その遊具で遊ぶのが当然と思い込んでいた自分がいました。その1歳児の男の子を見ていて、思い込みはいけないと思いました。特別は日だけでなく、毎日の中でも一人一人の興味が違うと思います。そこに決めつけや、思い込みを入れず、素直な気持ちで接して行きたいと思いました。楽しい遠足をありがとうございました。
2015/10/20
子どもの頃、よく見かけた草が茜で、その根を使うと、赤く染められるなんて、全然知りませんでした。体験と知識がつながると、体験の意味が広がり深まります。ですから、子どもたちが興味を持ったものやことを、より深く広くいろいろな体験できるような環境を用意する。必要なことは伝える、導くなどして、子どもが自分の興味をさらに広げてゆくようなことを考えると良いのでしょうね。
もうひとつ知らないことがありました。二ノ瀬は「茜の里」と言われるくらい茜がたくさんあるそうです。身近なことなのに知らないことがいっぱいです。
青、赤、黄色に染めた紙の原料と、染めていない白いままの原料をそれぞれ水に溶いたものが大きな桶に入れてありました。今回の紙漉は、これを柄杓ですくって枠をつけた金網の上に流すだけです。これなら、園児にもできそうだなと思いました。
小学生たちは、ひとり一つずつ枠付きの金網を貸してもらって、早速チャレンジしていました。まずは、ベースとなる紙を作るのに、全体に薄く原料を伸ばします。もちろんここで、赤、青、黄色に染められた原料を使ってもかまいません。色で模様をつけたり、少し色の調子を変えたいといったときには、色のついた材料を使うといいのでしょう。
2015/10/19
草木染め教室で、紙漉を体験した鞍馬小学校の子どもたちは、紙は何からできているのか。植物をどのように加工すると紙の原材料になるのかについて学びました。
そうやってできた原材料を使って紙を漉くのですが、それでは白い紙ができあがるだけです。草木染め教室ですから、染めの要素、色を加えることはないのかなと思っていると、ちゃんと用意されていて、先生は、赤、青、黄色に色づけされた紙の原料を見せてくださいました。
木の皮を加工して作った白い原材料に色をつけるにはどうすれば良いか。というのが先生の次の質問です。「絵の具」と答えていた子どももいましたが、昨年草木染めを体験した子どもたちは、どんな草木を使えば、赤、青、黄色に染まるのかを知っているはずです。恥ずかしいのか忘れてしまったのか、積極的に答える子は多くありませんでした。先生が説明してくださったのは、野の草を使うと黄色に染まること。青には藍を、赤には茜を使うということです。染織家の方が育てていらっしゃる藍を子どもたちに見せながら話してくださいました。低学年は小さなピンク色の花をつけたただの草なのにどうしてこの草を使って青色をだすのだろう?といわんばかりの不思議そうな顔をしていました。以前は、よく藍の生葉を使って、園児たちと藍染めをしていたのを思い出しました。かなり手間がかかりますが、とても楽し買ったのを思い出し、またやってみたくなりました。
藍については少し知っていたのですが、茜のことはほとんど知りませんでした。昨年この草木染め教室で、赤は茜の音を使って染めるということは聞いていましたが、茜がどんな植物で、根はどんな形なのかはよくわかっていませんでした。先生は、茜を1本子どもたちに見せてくださいました。「茜の特徴はどこだと思う?」先生の質問に、子どもたちは、「茎が四角い!」と答えていました。
あとで見せてもらうと、なるほど四角い茎をしています。茎には少しトゲのような物が付いていて、よく手に引っかかります。このトゲを他の植物に引っかけて蔓のように茎を伸ばしてゆくのだそうです。
子どもの頃山の中を走り回っていたら、よく見たような気がします。「あー!これが茜だったのか!」そう思うと同時に、知らないって怖いというか、残念というか、逆に言うと、知るって楽しいなと思います。
2015/10/19
2015/10/18
たくさんの方がとても楽しそうにそれぞれの時間を過ごしていらした二ノ瀬町 草木染めまつりですが、毎年、鞍馬小学校の児童を対象に、スペシャルメニューがあります。昨年は、叩き染めを体験し、それぞれハンカチを染めましたし、大きな布をみんなで染め上げる共同製作にも取り組んでいました。藍の生葉はもちろん、いろいろな草花を摘んできては、石板の上でたたいて染めていました。今年のスペシャルメニューは紙漉体験です。紙漉と聞いて、よく目にするような漉槽に入った原料を漉桁ですくい、ゆらして作るような方法で作るのかと思っていましたが、実際はちがいました。
子どもたちに指導してくださる講師の先生は、三千院や寂光院で有名な大原にある、大原工房の方でした。大原工房では、綿を育て、紡ぎ、草木で染め、織るを実践していらして、そういった体験ができます。そういえば、長男が小学1年生の時、国語の教科書に「たぬきの糸車」というおはなしがあり、糸を紡ぐとはどういうことなのか体験してみようと、小学校の先生が子どもたちをこの大原工房に連れて行ってくださったことがあったのを思い出しました。
講師の先生のお話しは、まず子どもたちに「紙は何からできていると思う」という質問から始まりました。子どもたちは草だとか木だとかいろいろと答えます。紙を作るのによく使われるのは楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)といった植物なのだそうです。山に入って探せば見つかるとおっしゃっていました。先生から子どもたちへの次の質問は、紙を作るには、木のどの部分を使うか、その部分をどう加工すると紙の原料になるのかです。子どもたちは考えて答えを出します。最初から全部説明してしまうのではなく、質問をする形で子どもたちに考えるチャンスを作ってくださるのが、良いと思いました。植物の皮の部分を、蒸す煮るなどしてから水にさらして白くする。たたいて繊維をほぐすといった工程を経て、紙の原材料ができることを子どもたちは学びました。
2015/10/17
二ノ瀬地区の皆様を中心に開催していらっしゃる「鞍馬二ノ瀬町 草木染めまつり」というイベントの一環で行われています。今年で4回目を数える草木染めまつりは、地域の染色家の方を中心にして、一般の方々に草木染めの楽しさを味わっていただこうという企画で、藍や杉の葉、玉ねぎの皮、茜などを使った染物を体験するというものです。
一般の参加者の方々は、スカーフやハンカチなど、染める布地を購入して、思い思いの染め方で染めていらっしゃいました。藍の生葉を布にのせ、軽くたたいて模様をつけてから染める叩き染めも楽しそうですし、杉の葉で染めて、媒染剤に鉄を使うと美しく深みのあるグレーに仕上がるのが意外でした。布を輪ゴムや糸などで縛って模様をつける絞り染めを、思い思いの染料を使って楽しむこともできます。絞り染めはいつも園で子どもたちと行っていますが、いろいろな染料を使っていろいろな方法で染めることがわかって、園で子どもたちとやってみたいなと思うこともたくさんありました。保育の材料はいろいろなところで見つけられます。山道を歩いていても、どこかに出かけたときでも、お茶を飲んでいても、どんなところにも、どんなときにもヒントはあります。
楽しめるのは、草木染めだけではありません。やきそば、焼いたサンマ、豚汁、コーヒー、手作りアイスクリームなどなど、いろいろな模擬店が出ていて、味の楽しみもあります。焼きそばも、サンマも、豚汁も、コーヒーもおいしかったのですが、手作りアイスクリームのイチジク味をいただいたら、ヨーグルトのような酸味とイチジクの甘みのバランスがとてもおいしくておどろきました。
会場となった二ノ瀬のお堂前広場には大勢の方が来場され、秋晴れの清々しお天気のもと、やわらかな日差しを浴びながら、自然からの色の贈り物を満喫されていました。昨年も参加しましたが、年々来場される方が多くなり、とても盛況です。地域の皆様も模擬店の店員さんとして、イキイキと活躍されている姿がとても印象的でした。来場される方はもちろん、運営スタッフも楽しくイキイキとできる場になっていることが感じられ、ステキだなと思いました。
2015/10/17
2015/10/16
子どもたちの興味関心に気づき、その興味関心から、様々なものごとに深く関わろうとする子どもたちの意欲を高め、自ら行動を起こせるように環境を整える。保育者がそのことをしっかりと意識して環境を整える事に力を注げば、子どもたちは自らいろいろなことに挑戦してゆきますし、繰り返し挑戦する努力も惜しみません。運動会前の子どもたちは、まさにそうでした。ダンス、とびばこ、鉄棒、のぼり棒・・・どんなことにも意欲的に取り組む子どもたちの姿がありました。自ら「やってみたい!」という意欲をもって自ら取り組む子どもたちのエネルギーには驚かされますし、自ら「やってみたい!」と思って取り組んでいる子どもたちの姿は、すばらしく、崇高ささえ感じます。
そんなプロセスを経て迎えた運動会、年長児たちが1人ずつ自分のやりたいことを選んで行うプログラムでは、それぞれにステキな姿を見せてくれました。それぞれの目標としてきたことに向かって、十分に努力を重ねてきた子どもたちの姿は本当にステキです。3段のとびばこをようやく飛び越せた子も、6段を軽々と跳び越す子も、それができたときの子どもたちの満足げな表情はもっとステキです。2mを超えるのぼり棒に登って、得意げにポールダンスを思わせるポーズをとる子どもにははらはらさせられましたが・・・
先生たちが子どもが興味関心を持てるように環境を構成し、それを広げ深め、子どもたちが意欲を持って自ら取り組む事ができるよう子どもに寄り添い、子どもを丸ごと信じて見守ってくれたことで、子どもたちが力を発揮できたのだと思います。
運動会が無事に行えたのは、子どもたちの力ですし、それが発揮できるようにしてくれた先生方の力でもあります。しかし、それが可能だったのは、保護者の皆様が全力で支えてくださったからこそです。準備や片付けといった直接的なお手伝いはもちろん、普段から、園の考えに共感して、子どもを信じて見守るを自ら実践してくださっているからです。そして、今年は鞍馬小学校の校庭を使わせていただくという初めての取り組みににも関わらず、スムーズに進めることができたのは鞍馬小学校の先生方のお力添えがあったからこそです。多くの皆様に支えられたからこそ、運動会を開催することができたのです。心から感謝感謝です。ありがとうございました。
2015/10/16