2015年 9月

お役に立つ 1

2015/09/18

監査をうけたことをかきましたが、「子どもたちのより良い育ちのために」という目的のために、みんながそれぞれの立場で力を発揮し、その力が合わさって様々なことが改善されてゆく。園内の職員はもちろんのこと、行政の皆様も、その他の方々も、その輪につながってくださっているのです。いいかえれば、皆さんのおかげで保育園が成り立っているのです。

監査を受けるにあたって、事前に書類を整えて準備しました。監査では施設内に危険な箇所がないか、調理室の衛生管理はできているかなど実際に園内を見て指導してくださるので、園内で行っていただくのが良いのですが、ただでさえ狭い園舎内に監査用の場所を設けなくてはなりません。仕方なく保育室の一部を使うので、子どもたちには、お部屋を貸してね。とお願いして使わせていただいています。

普段解放しているところに間仕切りをしたり、会議用の机やイスを出したり、その前にお掃除したりと多少の準備をします。土曜日の朝に保育士の先生に手伝ってもらって準備をしていると、少し遅めに登園した年長児の女の子が、自分のお支度を全て済ませてから、「何してるんですか?」とやってきました。「月曜日にお客様がいらっしゃるから、その用意をしてるんだよ。」というと、「ふーん!」といって何かを考えていたようです。しばらくして、「なにか先生のお役に立てることはありませんか?」とその子が聞いてくれたので、少し驚きながらも、うれしい気持ちになりました。

「えっ?! 手伝ってくれるの?」と聞き返すとにこやかに「うん!」と返事をしてくれたので、物の移動や床のぞうきんがけをお願いしました。いつもお掃除当番で慣れているからか、丁寧にぞうきんがけしてくれます。4.5m×6mくらいに部屋なのですが、ひとりで全部きれいにしてくれました。

ありがとうございました。

きょうのごはん 9月18日

2015/09/18

2015091820150918 (2)  (おひるごはん)
  ・むかごごはん
  ・八宝菜
  ・ひじきのサラダ
  ・ヨーグルト

  (おやつ)
  ・寒天入りフルーツポンチ

 

 

*本日はお寺の職員の方から頂いたむかごで、むかごごはんを作りました。

初めてむかごを食べた子どもたちも多く、とても興味を持ってくれていました。

ひじきのサラダはとても人気のあるメニューなのですが、今日は少し味付けが濃くなってしまいました。

寒天入りフルーツポンチにはりんご、梨、桃、キウイを使用しました。

監査

2015/09/17

9月のはじめ、京都市の指導監査を受けました。保育園を運営する上で必要な基準は満たされているか、安全や衛生管理が基準通りにできているか、財務は適切に処理されているかなど、様々な項目について、書類や聞き取りを通じて調べ、適切ではないところ、不十分なところが改善できるよう、指導してくださいます。

監査というと、いろいろ指摘されるというイメージがありそうですが、こんなやり方でやるとわかりやすく効率的にできますよ。など、いろいろなことを教えていただくことができます。今回も労務管理や、保育の書類、財務処理、衛生管理、給食の提供に関することなど、多方面にわたっていろいろと教えてくださいました。

知らなかったり、気づいていなかったところを教えてくださるので、とても助かります。特に労務管理に関することなどは、法律が変わることが多いのですが、変更を知らずにいることがあります。そんなところがあると変更点やその対応方法も教えてくださいます。また、監査担当の皆様も、それぞれ財務専門の方、保育士、管理栄養士、社労士など資格を持った方々がいてくださるので心強いです。

保育室や保育の改善点については、主任保育士の先生が聞いて改善策を相談してくれていますし、調理に関することは調理師と栄養士の先生が、その他のことは園長が対応しました。それぞれに、いろいろなことを教えてもらって、すぐに改善できるところは改善します。調理の先生たちは、指摘のあった栄養計算の書類をすぐに訂正して、翌日には再提出してくれました。

監査を通じていろいろなことを教えていただくことが、子どもたちのより良い育ちにつながる。保育園内のいろいろな担当者はもちろん、行政の方々も応援してくださる。みんなが、それぞれの立場で、保育園に関わる。それは、「子どもたちひとりひとりの発達をしっかりと保証するため!」なのです。

「これは何のためか?」常に忘れないようにしていたいと思います。

きょうのごはん 9月17日

2015/09/17

20150917 (2)20150917(おひるごはん)
・ごはん
・魚の洋風焼
・ポテトサラダ
・おろし汁

(おやつ)
・かぼちゃプリン
・牛乳

 

*本日に給食の魚おの洋風焼は、ヨーグルトソースを使って焼ました。とても人気で、いっぱい食べてくれました。ポテトサラダは、配膳の時に「少し下さい」と言う子が多かったのですが、いっぱいおかわりをしてくれて、全部なくなりました。

ほほえむ 2

2015/09/16

地蔵盆のお参りで童形六体地蔵様が笑っていらっしゃったのを見た!そんな話を保育士の先生から聞いて、驚きました。

「園長先生は見えませんでしたか?」と聞かれましたが、そもそも私はお地蔵さまと反対側にいるみなさんの方を向いて話していたのですから、お地蔵さまのお姿は見えません。きっと笑っていらっしゃるんだろうな!と思っただけです。

「不思議なこともあるものですね!それは、きっと素直な心でいたから、見る事ができたんですね。」と言うと。保育士の先生は、「私だけじゃないんです。A先生も見たって言ってたし、年長ぐみのBちゃんも見たって言ってたんです。」「しかも、みんな同じように見ているんです。右から2番目と3番目のお地蔵さまが、輝きながら笑っていらっしゃったんです。」といいます。1人が見たと言っているのではなくて、3人に同じように見えたと言うのですから、本当に不思議です。

きっとお地蔵さまは、子どもたちをはじめ、多くの方の気持ちを歓んでくださっているのでしょう。これからも、ほほえんでみんなを守ってくださいますように。

そういえば、お地蔵さまの御真言は、「オン、カカカ、ビサマエイ、ソワカ」(om ha-ha-ha vismaye svaha)アルファベットはサンスクリットの音をアルファベットで表したものですが、「カカカ」と唱えているところはサンスクリットでは、ha-ha-haの音です。「ハハハ」と大笑いされていらっしゃるという意味だともいわれています。

何があっても「笑い」に変える事ができる、そんな心の力を授けてくださるとうれしいです。

きょうのごはん 9月16日

2015/09/16

20150916 (2)20150916(おひるごはん)
・ごはん
・豆腐ハンバーグ
・秋野菜のサラダ
・さつま汁

(おやつ)
・ジャムパン
・ヨーグルトドリンク

 

*本日の給食の秋野菜サラダは、9月、10月の限定メニューです。でも・・・・子ども達は少し苦手だった様です。10月はもう少し改善します。

ほほえむ 1

2015/09/15

地蔵盆が終わって数日が過ぎたある日のことです。保育士の先生と話していたら、急に何かを思い出したように、「地蔵盆の時のこと覚えていますか?」と先生がたずねます。地蔵盆の何を覚えているのかと聞いているのかな?と考えていると、「みんなで童形六体地蔵尊の前でお参りをした後の挨拶の中で、園長先生は、お地蔵さまも笑っていらっしゃるという話をしましたよね?」と言います。

確かに、年長児が一所懸命にお身拭いをして、卒園児のお母様が作ってくださった、よだれかけを着けてさし上げて、皆様からいただいたたくさんの供物をお供えして、みんなでお経を唱えて、多くの方々のお地蔵さまに対する思いがたくさん集まって、今日の日を迎えられたことを思い直しながら、きっとお地蔵さまは歓んで、笑ってらっしゃるだろうな。という気がしたので、そんなことを言ったのを思い出しました。

保育士の先生にそう説明すると、「園長先生はどのお地蔵さまが笑っていらっしゃると思ったのですか?」と更にたずねます。最初何を言っているのか理解ができず、「どういう意味だろう」と考えていたら、考えている私の顔に気づいたのか、「六体いらっしゃるお地蔵さまのうちの、どのお地蔵さまが笑っていらっしゃると感じたのですか?例えば右から何番目とか左から何番目とか。」といいます。「細かいことを聞くんだなー」と思いましたが、「六体のお地蔵さまみんなが笑っていらっしゃるだろうなー!と思った。」と伝えました。

「そうですかー」というので「どうして?」とたずねると
「私には見えたんです。右から二番目と三番目のお地蔵さまが笑っていらっしゃるのが!しかも園長先生が、お地蔵さまも笑ってらっしゃるといった瞬間にお地蔵さまのお姿が輝いて、笑っていらっしゃるように見えたんです。それが、右から二番目と三番目のお地蔵さまだったんです。」と興奮気味に伝えてくれたのでした。

不思議なことがあるものですね。

きょうのごはん 9月15日

2015/09/15

20150915 (2)20150915    (おひるごはん)
   ・親子丼
   ・小松菜の磯和え
   ・吸い物
   ・ヨーグルト

   (おやつ)
   ・ミニうどん
   ・きびなご

 

 

*本日の給食の親子丼は人気メニューです。みんなの「ヤッター。。親子丼やー。」の声を裏切らない様に美味しい親子丼を作ろうとがんばりました。「おかわりいっぱいした。」と給食室まで伝えに来てくれました。

きょうのごはん 9月14日

2015/09/14

(おひるごはん)

*すみません。写真はありません。

20150914(おやつ)

・マカロニきな粉

・牛乳

 

 

 

*本日の給食は定番メニューで大人気のメニューです。ツナサラダは、いつもは三倍酢で味付けしていましたが、今日は出汁醤油を作り、それに漬け、配膳の前にお酢をかけました。まろやかに仕上がりました。

 

地蔵盆の行事

2015/09/14

子どもたちのおかげで、美しくなられたお地蔵さまに、丁寧に作っていただいたよだれかけをかけて差し上げて、いよいよ地蔵盆を迎えます。子どもたちの思い、よだれかけを作ってくださった方の思い、そして、地蔵盆にお地蔵さまへお供えをしてくださった方々、その他にも多くの方の思いが集まっているのですね。

そうして迎えた地蔵盆の行事、今年は8月23日が日曜日にあたっていたので、前日の22日に行いました。

例年通り、最初はお寺の参道を少し登ったところにある、川上地蔵尊にお参りします。3・4・5歳児たちと学童に来ている小学生たちが参加してくれました。みんなで般若心経を唱えたあと、お地蔵さまのご真言を唱えながら、子どもたちがひとりひとり、順にお地蔵さまの近くまで来てお参りをしました。

園にもどってきて童形六体地蔵尊の前でもう一度お参りです。ここでは、0・1・2歳児の子どもたちも加わり、いろいろと協力してくださったお寺の外郭団体「くらま会」の皆様もや地域の方々もお参りしてくださいました。お参りしながら、お身ぬぐいをしていた年長児の姿が思い起こされて、きっとお地蔵さまも歓んでいらっしゃるのだろうなーって感じました。

そして、最後には園舎の2階でみんなで輪になって数珠繰りをしました。大きなお数珠をみんなで握って輪になって、お地蔵さまの真言を唱えながら、まわします。園児の数も小学生の数も多くなって、1回では無理なので、去年から、園児と小学生を分けて、数珠繰りを2回行っています。

それにしても、子どもたちは長い時間のお参りにもかかわらず、元気よくお参りを続ける者だと思います。もちろんお供えのお下がりをもらえるという、うれしさもあるのかもしれませんが、決してそれだけではないように思います。一心にお祈りをする子どもたちの姿は、まさにお地蔵さまです。

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